2005年10月02日
X850 XTに変身するSapphireのX800 GTO2搭載カード
X850 XTに改造可能といわれるX800 GTO2搭載カードがSapphireから発売された。
・ 秋葉原の発売情報:AKIBA PC Hotline!、Akiba2GO!、アキバ総研
・ PEプロジェクト X800GTO2編 - まいこらんど2(仮)
以前の記事でも触れていますが、X850 XTに改造可能といわれるX800 GTO2の搭載カード RADEON X800 GTO2 Limited EditionがSapphireから発売されています。
パソコンショップ アークのPOP (AKIBA PC Hotline!)ではこれがセールスポイントになっていたようですが(^^;
X850とX800 GTO2の仕様は以下のとおりで、全てのコアは130nmのR480。
全X850/X800シリーズの仕様比較は、こちらでどうぞ。
- X850 XT PE :16ps/6vs :540/1180MHz
- X850 XT :16ps/6vs :520/1080MHz
- X850 Pro:12ps/6vs :520/1080MHz
- X800 GTO2 :12ps/6vs :400/980MHz
VR-Zoneによると、X800 GTO2ってSAPPHIREにだけ供給されているR480コアのようで、ビデオカードのBIOSを更新するだけでピクセルパイプライン数を12 → 16に変更できるとのこと。上にリンクのあるまいこらんどでは、"PEプロジェクト"と称してRADEON X800 GTO2 Limited Editionのピクセルパイプライン数の増加とクロックの上昇でX850XT PE相当に変身させているというわけですね。
もっともこれが可能なのはX800 GTO2だけのようで、HKEPCのHIS Radeon X800GTO IceQIIの失敗例など、他のGTOではダメなようです。
また同じSapphireのファンレスモデル X800 GTO ULTIMATEや2スロット占有のX800GTO Fireblade Editionも16psに変更できそう(詳細は不明)ですが、X800 GTO2 Limited Editionと異なり外部電源端子がないために、オーバークロック目当ての人には不人気のようです。
R5xxの発売が近いし、7800GTX/GTも発売済みのためどれだけのニーズがあるかわかりませんが、16psに変更できれば3万円では間違いなく最強のカードでしょうねぇ。
ちなみにX800のピクセルパイプライン数を12 → 16に変更するのって、昨年も流行ったんですよね。こちらのコメントにもmaikoさんが登場しています(^^;
→ X800 Pro VIVOをXT化するソフトMOD その1、 その3
→ RADEON X800 ProのX800 XT化に成功 (ハードMOD)
そのほかの例として有名なRivaTunerによる6800の改造。
通販情報
・Radeon X800: TSUKUMO、クレバリー、FAITH、パソコンショップ アーク
[BTO可能なカスタムPC] SYCOM、 ツクモ、 クレバリー、 ドスパラ、 FAITH
Posted by nueda at 2005年10月02日 21:29 JST | トラックバック | ホームに戻る(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)