2005年09月17日
低価格X800シリーズの第2弾となるX800 GTO
X800 GTに続き、低価格X800シリーズの第2弾となるX800 GTOが発表された。
X800 GTOの改造方法も紹介しています。さらにX800 GTO²について補足しました。
・ATI、12ピクセルパイプの「RADEON X800 GTO」 - PC Watch
・ATI、12パイプで高クロック動作のRADEON X800 GTOを発表 - MYCOM PC WEB
R5xx発売後には旧ハイエンドのコアとなるR480/R430/R423のパイプライン数を減らしてミドルレンジの価格で提供するという低価格X800シリーズですが、今回発売されたX800 GTOと既発売のX800 GTの相違点は以下のようになります。全X800シリーズの仕様比較は、こちらでどうぞ。
●X800 GTO:400MHz/980MHzまたは700MHz、12PP/6VP、256bits
- X800 GT:475MHz/980MHzまたは700MHz、8PP/6VP、256bits
- 6800無印:325MHz/600MHz、256MB(DDR1)、12P/5VP、256bits
- 6800 LE:325MHz/600MHz、256MB(DDR1)、8PP/4VP、256bits
- 6600 GT:500MHz/1GHz、128MB(DDR3)、8PP/3VP、128bits
このスペックが6600GT並みの2万円前半で買えるわけですから、かなり安いかも。今となってはX700なんて売る気が全くないんでしょうね(^^;
・X800 GTO² to X850 XT Mod (X800 GTO²をX850 XTに改造)
もともと低価格X800シリーズ GTO/GTって"X800のバリューセット"のためコストパフォーマンスがかなり高い製品ですが、X800 GTOをX850 XTに変える(または戻す)改造方法が紹介されています。
改造の対象になっているのはSapphireのX800 GTO²というモデル(日本での発売名は不明)で、搭載されているコアはR480らしい。このBIOSを改造BIOSに更新することで12 → 16ppに変更するというもの。ベンチは、デフィルト-16pp変更のみ-16pp変更+クロック変更の3パターンで掲載されていますが、さすがに効果は絶大ですね(^^;
もっとも10月にはR5xxの新コア VGAが発売され、ミドルレンジのX1600 (RV530)は旧ハイエンド並みのパフォーマンスがあると予想されるので、見極めが難しいところです(^^;
9月18日 追記:
VR-Zoneによると、X800 GTO²というのはSapphire向けに独占的に作られたR480のコアのようで、Sapphire X800GTO Ultimate & Fireblade Editions (VR-Zone)に掲載されているファンレス仕様の"X800 GTO Ultimate"と 2スロット占有クーラーの"X800 GTO Fireblade editions"には搭載されているっぽいです。そのためこれ以外のコアは変更できない可能性が高いようです。こちらはHKEPCのHIS Radeon X800GTO IceQIIの失敗例です。
通販情報 (SapphireのX800GTOも発売中です)
・X800 GTO/GTシリーズ :FAITH、TSUKUMO、クレバリー
[楽天市場] デジもの探検隊
Posted by nueda at 2005年09月17日 00:47 JST | トラックバック | ホームに戻るGTOなんてクルマか先生みたいですね。
HISのTURBOモデルのスペックを見るとXLとかPROを
ぶっちぎっている気がするのですが...。
このコストパフォーマンスならミッドレンジの人気
モデルになりそうです。
仕様を考えると極めて戦略的な価格設定になってますよねー > GTとGTO
なお、16ppに変更できるモデルですが、
Sapphireの X800GTO UltimateとFireblade Editionsは
いけそうな記事を見つけました。(上に追記あり)
ご参考まで。
レスありがとうございます。
日本で発売されたらかなり売れそうな気がします。
X800GT/GTOと比較すると、今後も6600GTが2万円以上では
苦しい感じがします。
nVIDIAが対抗製品を出すのか楽しみです。
4Gamer.netさんの
東京ゲームショウ2005内のアスク代理店への取材では
「X800GTO ULTIMATE」は10月下旬以降とのこと。
http://www.4gamer.net/news/history/2005.09/20050918025736detail.html
僕は2スロット冷却&Samsung1.6nsメモリを積んでいる
「FireBlade Edition」を本命と見てますが果たして?
次期ミドルレンジとX850XTのベンチ比較、そろそろ
どこか記事上げてくれるとウレシイのだが(^.^;
特にATIが好きという訳ではないですけど良さそうですね。
3万以下なら買っちゃうかもです。
6600GTみたいにミッドレンジが前世代のハイエンドを
喰っちゃうほどだと嬉しいのですが。楽しみです。
高速電脳さんに「Fireblade Edition」が電撃?入荷!
http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2005/09/28/658254-000.html
ぐは! まんま、X850XTじゃん(^o^;
3万円弱かぁ・・・時期も時期だしスンゴイ微妙デス。
期待のSapphireですから、16pp変更ができるかも。
にしても確かに微妙な時期ですね(^^;
ほぼ成功すると思いますが、
問題は外部6ピン電源が無かろう、という点。
写真じゃわかりづらいけど、どうも無さそう。
これは不安でしょう(^^;
ま、近日X1600シリーズが出てくるから
そっちに向かうのが正論なんでしょうね。
自作ならではの“遊び”を求めるならGTO改造は
有意義ですがね~。
僕は、チキンなので、X1600行き・・・かな。はは。
急がないならX1600かNVIDIAの7000台のミドルレンジでしょうね。
Posted by: nueda at 2005年09月30日 09:11sapphireのGTO2でましたね。
こっちは外部電源コネクタついてるみたいです。
値段もそんなに変わらないし・・・。
明日買えたら買ってみようかな
10月以降?と言われてたのにFireblade、Ultimateと
トントンと出てきて、またまた・・・
http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2005/09/30/658311-000.html
あからさまにGTO2と書かれてますね。
外部電源コネクタもあるとなると、こっちが本命??
でも(初売り)3万円とはこれまた微妙ですなぁ(^^;
Zelliexさん、
トライされた時は是非リポートよろしくです!
買ってきました。ほとんどの店で売り切れてたみたいです。
これからテストします。
うお!買われましたか。楽しみですね~。
こちらは先ほど大阪日本橋をうろついてましたが
PCワンズでFirebladeを見かけただけでした。
やはり外部電源コネクタ無かったッス(^^;
GTO2買いました~
16パイプOKで。コア540、メモリ580までやってみましたが、すんなりいきました、やはりATI恒例の850XTPEの在庫処分でしょうねぇ
GPUクーラーが、1スロットのため、かなり熱くなるんで
ザルマン化か、ZAV付けたほうがおすすめです
Firebladeは、16パイプ出来るかもしれないですけど外部端子がないので、850XTPE化は、つらいかもしれないですね。
情報ありがとうございますー。
あの値段でXTPE相当になるならいいかもしれませんね。
CrossFireのスレーブとしても使えますし。
にしてもGTO2がこういうカタチで販売されるとは思わなかったですねー。まあ考えようによっては一番日本で売れそうな形態ではありっまですが(^^;
Posted by: nueda at 2005年10月01日 18:55色々テストしてきました。
M/Bも交換(nForce3>4)したので時間かかりました。。
16PP、クロック共にXTPE化できましたが、
M-ATXなので1スロットで使いたい為、クロックは戻してしまいましたが・・・。
もうちょっと潤沢に出回るといいですね。
Posted by: zelliex at 2005年10月01日 21:02こんばんは
数が少ないのか、R520が近いからか、あまり話題になりませんね。(笑)
今回のGTO2改は記録として残るようにしました。
(まるで指南書みたい)
zelliexさん
16pp化ができたら十分なような気がします(^^;
maikoさん
939 Opteronのような圧倒的な話題性はないにしても、ATIなファンも多いことですし、ニーズはありそうですねー。
GTO2なモッドはこちらのほうで紹介しています。
http://nueda.main.jp/blog/archives/001801.html
にしても、過去ログにmaikoさんの名前がすでに登場してますね(^^;
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)