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2004年05月28日

Radeon X800 ProのX800 XT化に成功

以前から噂のあった「Radeon X800 ProをX800 XTに改造?」だが、X800Proを16パイプライン化する方法がとうとう発見されたようだ。

X800 Pro > X800 XT Softmod CAN be done, it seems - Overclockers UK Forums

Radeon X800 XTと Proの違いは、コアとメモリのクロック、パイプラインの数である。
・Radeon X800 XT Platinum:コア520MHz/メモリ1.12GHz、16Pipelines、256MB
・Radeon X800 Pro:コア475MHz/メモリ900MHz、12Pipelines、256MB

Radeon 9800 SEをRadeon 9800 Proにする方法」の例でもわかるように、同じコアチップであるならば、基本性能は同等の可能性が高く、下位機種は上位機種の機能を意図的に停止されていることが多い。チップの製造効率を考えてもコア部分を作り分けるのも非効率なわけだし。

そこで上位機種の機能を意図的に停止させている個所を突き止め、その封印された機能を復活させることによって上位機種と同等の機能を得ようとするのが最近のVGAの基本的な改造のようだ。よって以下のことがいえる。
・同チップの下位機種を上位機種と同等の性能にする。(上位をさらに高速というのはない)
・コアチップ自体の異なる9200を9800にしたり、5600を5900に改造することはできない。

今回の改造は"12パイプラインのX800 Proを16パイプラインにすること"が目的となっている。
改造のポイントは、X800 Proのチップ右上にあるドットの1-4の間は切断されているのだが、ここをナイフで削って再度接続し直すということらしい。つまり1-4がON時に16パイプライン、OFFで12パイプラインになるようだ。

下のリンク画像はX-bit labsにあるX800 XTとProのチップ写真だが、そういわれてみるとProの方には1-4の間に不自然な処理がされているのがわかる。
RADEON X800 XT 拡大画像 - X-bit labs
RADEON X800 Pro 拡大画像 - X-bit labs

上記のフォーラムにはX800 Proを12 → 16パイフライン化し同じクロックのままで、3DMark2001が1300ほどスコアアップしたとの書き込みがある。コアは同じでも使われているメモリはProとXTでは異なるため(XTの方が高速)、これだけでも十分効果があったといえるだろう。

この手の話がお好きな人は以下もどうぞ。
X800 Pro Voltage mods - VR-Zone
2B鉛筆でRadeon X800 Proに"喝入"する方法


にしても、X800 XT発売前にこういうのが発見されちゃうと、ATIは困るよなあ。
間違いなくX800 XTの売上は減るだろうしね。この記事も参考まで。
Radeon X800 XTのクロックは、500/1000MHz ?

Posted by nueda at 2004年05月28日 21:47 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

やっぱし 出ましたね。
来年くらい狙ってみようかな。
以前もDuronのAthlon化とか、AMDもそういうの多いですよね。

Posted by: π氏 at 2004年05月28日 22:55

最近、XT化されたというSapphire Radeon X800PRO VIVO TOXIC 256MB AGPを入手しました。
ATI TOOLでパイプ数を確認すると12のままなので
gigabyteのフラッシュツールgvf11でXT-PEのBIOSに
書き換えて16パイプにするために

gvf11 -p -f R80X256V.F1

とし、次に
ATIのXTのBIOSにするためにATIのフラッシュツールflashrom(2.4)
flashrom -p -f 0 x800xt.bin

として、書き換えました。

Win2Kを起動すると、プラグアンドプレイで認識された後、再起動すると
新規のデバイスが見つかりましたとして、デバイスの追加のウィンドウが
表示されます。
最初の自動認識のディスプレイアダプタのプロパティをみると、
「正常に動作しています」と表示されますが、不明なデバイスとして
でるディスプレイアダプタを無効にしないと起動ごとにデバイスの追加の
ウィンドウが表示されます。
元のBIOSに戻そうとしましたが、オリジナルのBIOSをセーブするのを
忘れていたために、ネットで拾ってきたSapphireVIVOのBIOSをgvf11で
書き込んだのですが、現象に変化はありません。

gvf11及びR80X256V.F1は
http://www.station-drivers.com/page/atidriv%20bios.htm
から
flashrom及びATI BIOSは、
http://www.techpowerup.com/
から拾ってきたものを使用しました。

どなたかSapphire Radeon X800PRO VIVO TOXIC 256MB AGPのオリジナルBIOSの
ネット上での場所もしくはお持ちの方、上記の現象の解決方法をご存知の方は
教えてください。

使用したATI Driverは最新の1つ前のCATLSYS 5.1のバージョンです。

Posted by: だるま at 2005年02月12日 09:22

パイプラインの16P化は元の12Pには戻りません。
TOXICは単にGPU Coolerが異なるだけだと思いますので、X800XT(コア500MHz)のBIOSに書き換えてX800XTとして使用されれば良いと思いますけど。

Posted by: maiko at 2005年02月12日 14:47

こんばんわ。たいへんご無沙汰しています。

よもや、とは思いますが、
デバイスマネージャにSecondaryは表示されていますでしょうか?

あと、昨年夏頃のものはgvfで元BIOSを書き込むと
12Pに戻せました。今のは???ですが(^^;;

# nudedaさん、腰おだいじに、、、

Posted by: 枝十 at 2005年02月12日 23:50

枝十さんお久しぶりです。
初代のVIVOはBIOSを書き換えるだけで16PL化したのですがTOXIC版はもしかしたら、maikoさんの仰る通りで、ボード上の結線でXT化してるのかも知れませんね。
それだと逆にだるまさんのボードはXT化されていなかったということに??

参考になるかわかりませんが、私はかつてプリンタードライバーのインストールで同様の現象を体験しました。
その時は確か、正しいドライバーを入れる前に「ドライバーをwebで探す」で認識させかかった為だったと考えて、OSのクリーンインストールで対処しました。

P.S.枝十さんとこのBBSは書き込みできなくなってますね。かつてメッセージ頂いた時に返信できませんでした。(^^;

…と、一応確認しに行ったらBBS自体消えてました。ァゥ

Posted by: キリン at 2005年02月14日 01:26

>キリンさん
その節はお世話になりました。(^^

toxicや、今出回っているロットに関しては、
ホントに???です。

# ジオシティーズは年末ゴチャゴチャして、
# よく調べてないんですが、サービスそのものが
# 無くなっちゃったみたいで、、、(^^;
# 掲示板は先日、不動態保存しました。(w

だるまさん、どうなったかな?

Posted by: 枝十 at 2005年02月14日 22:32

> # 掲示板は先日、不動態保存しました。(w

「不動態保存」っていいですね。腰痛いのを忘れて笑えましたw

Posted by: nueda at 2005年02月14日 23:01
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