2005年08月27日
ATI R520のピクセルパイプライン数は16
ATI R520のピクセルパイプライン数は16みたいよ。
・ATI R520 has sixteen pipelines - INQ
INQによると、秋に発売予定のATIのハイエンドビデオチップ R520 (Fudo)のピクセルパイプライン数は16のようです。
当初の予定仕様でピクセルパイプライン数は32といわれていましたが、R520のリリース時期で歩留まり率かパフォーマンスか迫られ、結果的に高クロックの16ピクセルパイプラインでも7800GTXに対抗できると判断したということなんでしょうね。
発表時期については商品の出荷などのスケジュールから10月になりそうですね。またCrossFireのマスターカードはさらに2、3週間遅れるようです。
Elite BastardsやHARDSPELL.COMには以下のようなラインアップが掲載されていますが、信憑性については不明。発売時期についてはAnandTechとも異なっていますし(^^;
- R520XT CF:600MHz/1400MHz/512MB GDDR3、デュアル、10月末 (マスター)
- R520XT:600MHz/1400MHz/512MB GDDR3、デュアル、10月末
- R520XL:500MHz/1000MHz/256MB GDDR3、10月初旬
- R520LE:450MHz/500Mhz/256MB GDDR、10月末
XTについてはメモリのクロックが高いので、1.2nsの512Mb GDDR3とかを搭載していればおもしろいかもしれませんね。でもこれって上位機種のR580で使うかもしれませんね。
→ サムスンが2GHz対応の1nsのGDDR3を発表
Seattle440BXさんのコメントでUnified-Shaderのことがありましたので、リンク先を追加しました。
指摘があるようにUnified-Shaderのため「ピクセルパイプライン16」にどこまで意味があるのか現時点では不明ですけどね。
・対照的なアーキテクチャでぶつかるNVIDIAとATI - PC Watch
・WGF2.0世代GPUのカギを握るスケジューラとUnified-Shader - PC Watch
通販情報
・Radeon X850/X800: TSUKUMO、クレバリー (X800 GTの在庫もあり)
Posted by nueda at 2005年08月27日 00:48 JST | トラックバック | ホームに戻る
素人考えですが、7800シリーズに拮抗する性能で、
しかしパイプラインが少なくて高クロックだと、
消費電力が大きくて発熱が増えそうな気がしますが……。
う~ん、プロセス微細化で相殺できる(7800ほどは
電力食わない、熱くならない)んでしょうか。
ちょっと残念な話ですね
どっちかというと、ATI党の私は、
7800GTXを水冷に走らずに粘っていたのにw
ATIのR520はUnified Shaderアーキテクチャなので、ピクセルパイプラインが16というのはちょっと誤りのような気が・・・。
現行のゲームプログラムの特性に合わせて出された7800系の方が先行するのは仕方無いとしても、
はたして汎用パイプライン16という数で勝てるんでしょうかねー。
個人的にはお互いの特性が違いすぎるので、ゲームによってごっそり逆転とかあるのではと思ってますが。
HALOさん
結構高クロックのコアのようですので、プロセス微細化の恩恵があるのかも。
Kumaoさん
KumaoさんのようなATI党はR580待ちかもしれませんねw
Seattle440BXさん
指摘されている「Unified Shaderアーキテクチャ」がベンチマークにどのように影響するのか興味津々ですねぇ。
R520は統合シェーダではなく、今まで通りの分離シェーダですよ。
ATiが最初に発表したX900XTのスペックではVertexShader10+PixelShader32でしたし。
統合シェーダはR600世代までお預けにプランが変わったはず。
Posted by: 通りすがり at 2005年08月27日 20:14ワタシもR520からって思ってましたー。
R600の場合は、仕様に「WGF2.0 Unified Shader」ってありましたね(^^;
http://nueda.main.jp/blog/archives/001685.html
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)