2005年06月12日
Radeon X900のシリーズ構成と仕様
7月26日に登場予定のATIの次世代ビデオカード R520ですが、Radeon X900としてシリーズ構成とスペックが掲載されてます。
・ First official details to the R520! - ATI-news.de (英訳版) [オリジナル]
まずX800/X850の後継ということで、X900シリーズとして紹介されてますね。X900シリーは4機種から構成され、ハイエンドのXT/XT PE、スタンダードのPro、ローエンドの無印になるようです。
X900無印のみ110nmプロセスとなってますが、SPURLUXEさんが指摘されるように誤植かもしれませんし、X900のCrossFireでスレーブとして使うために用意された安価なモデルなのかもしれませんけどね。
Radeon X900 XT PE
- 32 Pixel-Pipelines
- 10 Vertex-Shader Units
- 90nm low-k TSMC
- コア:500 MHz
- メモリ:700 MHz(1.4GHz) 512MB GDDR-3
Radeon X900 XT
- 32 Pixel-Pipelines
- 10 Vertex-Shader Units
- 90nm low-k TSMC
- コア:450 MHz
- メモリ:600MHz(1.2GHz) 512MB GDDR-3
Radeon X900 Pro
- 24 Pixel-Pipelines
- 10 Vertex-Shader Units
- 90nm low-k TSMC
- コア:450MHz
- メモリ:600MHz (1.2GHz) 256/512MB GDDR-3
Radeon X900
- 16 Pixel-Pipelines
- 8 Vertex-Shader Units
- 110nm low-k TSMC (これだけ110nmですね)
- コア:500MHz
- メモリ:500MHz (1.0GHz) 256/512MB GDDR-3
なお、R520は生産上の問題があるようで、本当に32 Pixel-Pipelinesになるのか不明(^^;
→ R520に関してのさらなる情報 - SPURLUXE
→ R520は歩留まりが悪い予感 - SPURLUXE
→ ATI Fights for Next-Gen R520 GPU Yields – X-bit labs
関連情報
・ ATIのR520は3Dmark05で1万オーバー
Posted by nueda at 2005年06月12日 11:24 JST | トラックバック | ホームに戻る
新製品発表前、少しずつ製品の姿が見えてくるようなときって楽しいですね。
例えるなら体育祭前日のような高揚感(笑)
R520については今ごろが一番おもろしろいですねー。
あとは商品写真がどうリークされるかですね。
Radeon X900の110nmですが、サイトで指摘の通り、誤植かもしれませんがw
Posted by: nueda at 2005年06月12日 20:17X850まではXTとXT PEでコア/メモリクロック共それほど差がなくて、
XT PEを買うメリットを見いだしにくかったんですが、今回は
結構大胆に変えてきましたね。
さすがにこれではX900XTのオーバークロックでX900XT PE相当を目指すのは
かなり難しそうです。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)