2012年06月03日
OCZ Vertex 4 128GB ファームウェア1.4と1.3のパフォーマンス比較
先日シーケンシャルライトを最大2倍近くも向上させたVertex 4 シリーズの新ファームウェア 1.4がリリースされましたが、うちの環境でもようやく1.4に更新しましたので、1.4と1.3、Crucial m4 128GBを比較してみました。
◎比較対象SSD
- Vertex 4 128GB (1.4):SR 550MB/s、SW 420MB/s、IOPS RR 90K/RW 85K
- Vertex 4 128GB :SR 535MB/s、SW 200MB/s、IOPS RR 90K/RW 85K
- Crucial m4 128GB :SR 500MB/s、SW 175MB/s、IOPS RR 45K/RW 35K
* 測定環境は、AMD A8-3870K+ASRock A75M-ITX です。
◎Vertex 4 通販情報 : ドスパラ、アーク、PCワンズ
●OCZ ToolboxによるVertex 4の表示
●Crystal Disk Mark 3.0.1 (1000MB ランダム)
・OCZ Vertex 4 128GB (FW 1.4)
・OCZ Vertex 4 128GB (FW 1.3)
・[参考] Crucial m4 128GB (0309)
●AS SSD Benchmark
・OCZ Vertex 4 128GB (FW 1.4)
・OCZ Vertex 4 128GB (FW 1.3)
・[参考] Crucial m4 128GB (0309)
どのベンチでも書込速度が1.3時の倍程度に伸びており、大幅にパフォーマンスアップしているのがわかるかと思います。特に128GBモデルはもっともパフォーマンスがアップしますので、1.4に更新しない手はないでしょう。以下はVertex 4 シリーズの1.3 → 1.4更新時のパフォーマンスの差異です。
- 128GB :SR 535 → 550MB/s、SW 200 → 420MB/s、IOPS RR 90K/RW 85K
- 256GB :SR 535 → 550MB/s、SW 380 → 465MB/s、IOPS RR 90K/RW 85K
- 512GB :SR 535 → 550MB/s、SW 475 → 475MB/s、IOPS RR 95K/RW 85K
なお、私の環境ではなかなか1.4に更新できずに苦労しました。アスクによるOCZ Vertex 4のファームウェアアップデート手順では何も問題なく簡単に更新できそうな感じですが、まずはいきなり以下の画面が表示されて、面食らいました。最終的には、
・ BIOSでACHIモードからIDEモードに変更。
・ ACHIドライバーをAMDからMS標準に変更。
することで無事に1.4に更新することができました。参考になれば。
関連情報
・ OCZ Vertex 4 128GBとCrucial m4 128GBのベンチ比較
・ OCZ Technology「Vertex 4」 ~ファームウェア更新でアクセス速度が向上 - PC Watch
通販情報
[SSD] SOFMAP、ドスパラ、TSUKUMO、アーク、FAITH、PCワンズ
[HDD] TSUKUMO、ドスパラ、SOFMAP、アーク、PCワンズ
Posted by nueda at 2012年06月03日 15:04 JST | トラックバック | ホームに戻る
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)