2012年05月08日
シーケンシャルライトを最大2倍近くも向上させたVertex 4 シリーズの新ファームウェア 1.4RCがリリース
OCZが新型コントローラ Everest 2を採用したVertex 4 シリーズの新ファームウェア 1.4RCをリリースしました。
●プレスリリース
・ OCZ Releases Firmware Enhancement for Vertex 4 SSDs and Intros 64 GB Model - techPowerUp
●Vertex 4 SSD FW 1.4RCのレビュー
- OCZ Vertex 4 SSD revisited with FW 1.4RC review - Guru of 3D
- OCZ Vertex 4 SSD - Progress in the Firmware (testing with v1.4RC) - TweakTown
●Vertex 4シリーズの仕様 (すでに新スペックを掲載済)
- OCZ Vertex 4 SATA III 2.5 SSD 製品仕様
新ファームウェア 1.4RCでは特にシーケンシャルの書込速度が劇的に改善されており、128GBタイプではなんとシーケンシャルライト200MB/sが420MB/sと約2.1倍に、256GBタイプでもシーケンシャルライト380MB/sが465MB/sと約1.2倍になっています。ランダムのパフォーマンスは変更なく、各モデルの速度アップは以下の通りとなります。
- 128GB :SR 535 → 550MB/s、SW 200 → 420MB/s、IOPS RR 90K/RW 85K
- 256GB :SR 535 → 550MB/s、SW 380 → 465MB/s、IOPS RR 90K/RW 85K
- 512GB :SR 535 → 550MB/s、SW 475 → 475MB/s、IOPS RR 95K/RW 85K
ファームウェアの更新でベンチマークのスコアが跳ね上がった例としてはCrucial m4 SSD 128GBのファームウェア 0009がありましたが、今回の128GBについてはその時のインパクトがあるのでしょうか。
なお、Vertex 4のコントローラ Everest 2はMarvellの新型コントローラ+カスタムファームウェアみたいと紹介しましたが、エルミタ的業界インタビューによりと、噂通りに『「Everest2」プラットフォームはMarvell「88SS9187」+Indilinx Firmware 』だそうです。
私はVertex 4 128GBを持っていますので、新しいファームウェアは楽しみですね。速度が改善されるのもうれしいのですが、E-350搭載のHPノートで使うと、スリープ復帰時に必ずBSoDが出るために、これが改善されることを切に祈っています。
関連情報
・ OCZ Vertex 4 128GBとCrucial m4 128GBのベンチ比較
通販情報
[Vertex 4 シリーズ] ドスパラ、アーク、PCワンズ
【各社SSD】 SOFMAP、ドスパラ、TSUKUMO、アーク、FAITH、PCワンズ
【各社HDD】 TSUKUMO、ドスパラ、SOFMAP、アーク、PCワンズ、クレバリー
Posted by nueda at 2012年05月08日 02:54 JST | トラックバック | ホームに戻る
dm1-3000+c300で使ってますが、私もBSoDで悩まされてました。
が、AMD製のAHCIドライバを削除したところ解決…なんなんでしょうね。
dm1-3000+c300さん
あら、C300搭載時の原因はAMD製のAHCIドライバでしたか・・・
うちは前まではX25M-80Gを使ってて何ともなかったんですよね。
ファームアップ後にBSoDが出ましたら、ドライバーを変えてみます。
情報ありがとうございました。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)