2012年02月06日
IBMのファンドリーで"Trinity"の製造を開始
先日のFinancial Analyst Day イベントで、AMDはIBMのファンドリーで次期APUの"Trinity"の製造を開始したことを発表しました。
・ IBM Contract-Manufacturing Trinity APUs for AMD - techPowerUp
IBMは大量生産することができる能力をもち、半導体製造プロセスR&Dでは多くの実績があり、シリコン製造の知的財産を多く保有し、ライバルはINTELだけという巨大なファンドリーでもあるようです。ただし、IBMで製造されたチップはGFで製造されたチップにあくまで追加されるというもので、AMDのファンドリーパートナーをGFからリプレースするというわけではないようです。
また巨大な数量を出荷できるファブの能力は、製品本来のパフォーマンスを離れて、メーカーで採用されるためには重要な役割を果たすとあるので、GF頼みで多大な機会損失をしていたと思われるLlanoの二の舞を踏まないためにも、IBMもサポートするということなんでしょう。
現時点ではTrinityがいつリリースするのかは不明ですが、立ち上がりはスムーズにいくかもしれませんね。
関連情報
・ TDP 17WのA6 ULV Trinityの3DMark Vantageは2355 3Dmarks
・ AMDがCES 2012にてノートPCを使いTDP 17WのTrinityをデモ
通販情報
◎A8-3870K/A6-3670K SOFMAP、アーク、TSUKUMO、ドスパラ、PCワンズ
◎AMD FM1 シリーズ ドスパラ、TSUKUMO、SOFMAP、アーク、PCワンズ、FAITH
Posted by nueda at 2012年02月06日 23:29 JST | トラックバック | ホームに戻る
最大のウィークポイントでしたからね・・・Fabの数。
ドレスデン時代は結局1つだけで、新旧ライン混在になってしまった。
これで最大3Fabを利用できるから顧客に対しての担保となります。
「ガーセー」
コンサルタントだけで製造は無しよと。
Posted by: i7 市民 at 2012年02月08日 12:59Cyrix 6x86でIBMブランドのものがありましたけど、
そんなLlanoを楽しみにしてたんですけどねー。
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