2012年02月04日
TDP 17WのA6 ULV Trinityの3DMark Vantageは2355 3Dmarks
AMD Financial Analyst Dayのイベントのスライド資料の脚注にて、薄型ノート用の次世代APUの3DMark スコアが公開されました。
・ AMD Trinity ULV 3DMark scores revealed - VR-Zone
・ AMD Slips Out Trinity ULV 3DMark Performance - techPowerUp
まず薄型ノート用のTDP 17WのA6 ULV 17W Trinityの3DMark Vantageのスコアは2355 3Dmarksで、Sandy BridgeのTDP 17Wモデル Core i5 ULV 2537Vの1158 3Dmarksの約2倍に相当します。
Ivy BridgeはSandy Bridgeよりも30%ほどパフォーマンスアップすると仮定すると、3DMark Vantageのスコアは1158から1505になりますが、これでもまだA6 ULV 17W Trinityの方が56%ほど速いことになります。
またTDP 25WのA10 LV 17W Trinityのスコアは3600 3Dmarksで、Ivy Bridge 相当の1505よりも140%ほど速いスコアになります。
(1) A6 ULV 17W Trinity:2355 3Dmarks → (4)Ivy Bridge 相当より56%高速
(2) A10 LV 25W Trinity:3600 3Dmarks → (4)Ivy Bridge 相当より140%高速
(3) Core i5 ULV 2537V (Sandy Bridge): 1158 3Dmarks
(4) Ivy Bridge 相当 (3)x1.3 : 1505 3DMarks
CPUについては、Ivy Bridgeが高いIPCでシングルスレッドでは優位ですが、TrinityはINTELの2C/4Tに対して2M/4Cで対抗するために、マルチスレッドアプリケーションでは性能差は近づくとのこと。また、AMDのTrinityは、INTELの高価なultrabooks用CPUに対して、魅力的な選択肢となるようなポジショニングになっており、すでにTrinityを採用した100近いモデルが進行中で、2012年Q2にリリースされる見込みです。
金融アナリスト向けの話なので、景気のよさそうな話がされていますが、ここを見る限りではノート用のTrinityは着実に進行している感じがうかがえます。デスクトップのTrinityも失速することなくリリースして欲しいです。
参考までに私のA8-3870K(4C、3.0G、Radeon HD 6550D)での3DMark VantageのスコアはP4229 3DMarksでした。
→ AMD A4-3870K,ASRock A75M-ITX score: P4229 3DMarks
関連情報
・ AMDがCES 2012にてノートPCを使いTDP 17WのTrinityをデモ
通販情報
◎A8-3870K/A6-3670K SOFMAP、アーク、TSUKUMO、ドスパラ、PCワンズ
◎AMD FM1 シリーズ ドスパラ、TSUKUMO、SOFMAP、アーク、PCワンズ、FAITH
Posted by nueda at 2012年02月04日 03:42 JST | トラックバック | ホームに戻る
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)