2011年01月17日
4コアのL1ano(Llano)はCore i3-540(3.06G、2C/4T)よりも速い
DonanimHaberが、Zambeziのパフォーマンスに続き、AMDのオフィシャルドキュメントにあるというFusion L1ano(Llano)のパフォーマンスを明らかにしました。
・ AMD Quad Core Fusion L1ano faster than Core i3 540 - VR-Zone
"Winterpark"という統合グラフィックを持つ2コアのL1ano(Llano)は、Athlon II X2 250(3.0G、2C)やPentium E6500(2.93G、2C)よりも通常の処理は遅いとのこと。しかし、ビジュアルパフォーマンスなどを含むパフォーマンスではINTELプラットホームより4.7倍と劇的に速いとのこと。
"Beavercreek"という統合グラフィックを持つ4コアのL1ano(Llano)は、Athlon II X4 640 (3.0G、4C)よりは遅いが、Core i3-540(3.06G、2C/4T)よりも速いとのこと。4コアのL1ano(Llano)のグラフィック性能はRadeon HD 5500~5600並になります。
Fusion L1ano(Llano)は、Aシリーズ Vision Premium プロセッサとなるとのこと。参考までにBulldozerアーキテクチャのZambeziのモデルナンバーは、Vision Black FX 500 シリーズ、Vision Ultimate FX 300 シリーズとなります。またAMDはLlano用Lynxプラットホーム向けにスペシャルグラフィックテクノロジーを開発中とのこと。
以前紹介したAMDのBulldozerとFusion APUのロードマップではL1ano(Llano)のスケジュールは以下になっていました。グラフィックについてはかなり期待できるかもしれませんね。
- Llano 4C :4C、"Beavercreek" DX11 GPU、FM1、TDP 100W、11年Q3(7月?)
- Llano 3C :3C、"Beavercreek" DX11 GPU、FM1、TDP 100W、11年Q3(7月?)
- Llano 2C :2C、"Winterpark" DX11 GPU、FM1、TDP 65W、11年Q3(7月?)
通販情報
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Posted by nueda at 2011年01月17日 23:10 JST | トラックバック | ホームに戻る
既にサンディが出た今、旧世代coreと比較しても意味なし。
Posted by: ジョー at 2011年01月18日 21:36Athlon II X2 250(3.0G、2C)やPentium E6500(2.93G、2C)よりも通常の処理は遅い
Athlon II X4 640 (3.0G、4C)よりは遅い
この時点でもう駄目じゃん。。ローエンドのさらに下を這う気か。
Posted by: zyugo at 2011年01月18日 23:24一番考えられるのは、統合メモリーコントローラーの最適化まで余裕がなかったのでは?
更に考えれば、
・Athlon II X2/X4がチップセットの統合GPUを使用なのか。外付けGPUなのか。
・統合GPUでもサイドポートが有るのか。無いのか。
などこの比較も情報が少なすぎる。
またCPUが弱くてもGPUが強力なので説得力はある。
ただし! 登場時期とTDP的には微妙すぎるのも事実。
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