2008年06月06日
Nehalem 2.66GHzのベンチマーク
AnandTechにNehalem 2.66GHzのベンチマークが掲載されています。
・ The Nehalem Preview: Intel Does It Again - AnandTech
08年Q4に予定されているNehalem 2.66GHzはHyperThreadingに対応したクアッドコアのため、8個の論理CPUとなります。
ベンチの比較対象のCPUは同クロックのQ9450ですが、Nehalem 2.66GHzは同クロックのPenrynよりも20~50%速く、消費電力はわずか10%増なのが特長です。
レビューでは、LGA-1366とLGA-775のサイズ比較やエンコードやレンダリング、消費電力の紹介が行われていますが、パフォーマンスはQ9450を圧倒しており、現在デスクトップ用CPUで最速のPenryn 3.2Gよりも速いとのこと。
- CPU-Zのスクリーンショット
- LGA-1366とLGA-775のサイズ比較
- Valve engine map compilation benchmark
- DivX 6.8 w/Xmpeg 5.0.3、x264/AutoMKV
- 3dsmax 9、Cinebench R10、POV-Ray
- 消費電力
LGA1366のBloomfieldは316米ドル~999米ドルの予定で、2.66G、2.93G、3.2Gがラインアップされるようです。これが本当ならCPUは意外と安そう。ただし、3chのDDR3メモリやX58搭載のマザーボードが高めかもしれませんが・・・
→ Intel Nehalem: Bloomfield starts by 316 USD - VR-Zone Forum!
時期的には45nmのShanghaiと同じ頃に出る可能性がありますけど、ハイエンドCPUのパフォーマンスギャップは当分埋まらないかもしれませんね。
なお、Nehalem世代のメインストリームCPUとなるクアッドコアのLynnfieldとデュアルコアのHavendaleは、北森瓦版によると2009年第3四半期へ先送りされたとのことなので、Nehalemが庶民のCPUになるにはまだ先の話になります。来年のCOMPUTEXで発表されるかもしれません。
関連情報
・インテルブースに集合した「X58」マザーボード - ITmedia+D
・ Bloomfield@2.66Gのベンチマーク
通販情報
[E8000/Q9000] TSUKUMO、SOFMAP、ドスパラ、クレバリー、FAITH、価格比較
[E7200] TSUKUMO、SOFMAP、クレバリー、ドスパラ、FAITH、価格比較
[QX9650 CPU] ドスパラ、TSUKUMO、SOFMAP、FAITH、T-ZONE、価格比較
Posted by nueda at 2008年06月06日 02:45 JST | トラックバック | ホームに戻る
>消費電力はわずか10%なのが特長です。
これはPenrynの10%しかないという事ではなく、10%増という意味
ですよね?
消費電力は増えるのは予想出来ましたがこの程度の増大でこの性能
アップはかなり優秀だと思います。
>消費電力はわずか10%なのが特長です。
ええええ、たった10%になるの!?Atomとかと同レベルじゃん!
…って思ったら10%増なんですね><
更にまた今度シュリンク版が控えてるので低消費電力のまま性能引き上げの路線は続きそうですね
Posted by: シュン at 2008年06月06日 07:53出るまで待つかさん、シュンさん
すいません、「10%」ではなく「10%増」でした(^^;
10%増というのは、システム全体の消費電力での比較ですよ。
Posted by: 通りすがり at 2008年06月06日 10:59ま、システムが違うから消費電力の単純比較は出来ませんがな。
しかし、アホみたいに増えた感じはしませんな。
Phenomより低く収まってるかもね。
Idle時、動作時共にちょうど10%ほど消費電力が上がってますね。
現行のQ9450がTDP95Wですからちょうど1割増しで約115Wくらい。
メモリーコントローラが内蔵される事でチップセットが消費してた分が幾分か
CPUで消費される事になってTDP120W前後になると言うところでしょうか?
もちろん性能上昇は1割どころじゃ無いわけですが、
これからクロックを上げて行くのがちとツライかも。
まあ、チューニングする余地はまだまだあると思いますが。
まぁ、Q9450のTDPにはかなり余裕が見られますから
その辺りは大丈夫でしょうが…
OC関連はどうなんだろうなぁ…
Posted by: BLACK at 2008年06月08日 00:58AMDとここまで差が出るとは、AMDが信じられないほど無能だったか、intelが信じられないほど有能だった…
Posted by: C2ファン at 2008年06月08日 11:10シングルスレッドのパフォーマンスはほとんど変ってないね。
ってことは、あのベンチはHTでの“水増し”ってことでしょ。
P4の時と一緒ですよ。
P4のとき、HT有効時のベンチではAMDと比較してまあまあの値を出すのに、実用ではとろかった事を思い出したほうが良いですよ。
まあ、エンコードとか特定のインテルに最適化されたソフトが早ければ良いんなら、悪くない選択肢かもしれないけど・・・
シングルスレッドでCore2から変わってないなら、Phenomに圧勝なので問題ないね。
Core2が弱かったのはマルチスレッドでのスケール率だから、そこを改善したのは狙い通りだろう。
Nehalemはコア数やWay数にリニアに性能が上がるアーキテクチャだろう。
>P4のとき、HT有効時のベンチではAMDと比較してまあまあの値を出すのに、実用ではとろかった事を思い出したほうが良いですよ。
HT有効時で手の届かないほどの勝利、シングルスレッドでも圧勝だから問題ないでしょう。
HTで互角程度だったころとは比較になりませんがね。
ま、安置はPhenomの心配でもしてた方がいいよ。
Posted by: プププ三兄弟 at 2008年06月08日 20:57一般人の用途には低発熱でいざとなれば高クロックで動くC2QやC2Dの方があってると思うな~
ネハレンとPhenomは方向性が被ってるよ。。
露骨な文章投下する前に各自もうちょっと見直そうよ。
Posted by: ・・・ at 2008年06月09日 10:07自分、前から疑問におもってたのは、HTの元々の発想と、NehalemでなぜHTを採用し、それでベンチが向上するのか…ってこと。
HT初期にインテルが言ってたのは、“CPU内の空きリソースを有効活用”だったと思うんだけど、COREアーキテクチャー自体がCPUリソースを効率的に使ってIPCを向上させるアーキテクチャーでしょ。
だったら、無駄な空きリソースは減少しているわけだから、HTには向かないんじゃないかと…
まあ後からインテルは、HTの意味には、メモリアクセス時のレイテンシの隠蔽が大きい・・・というようなことも言ってたと思うけど、これもNehalemでは3wayのDDR3コントローラーを内蔵し、3次キャッシュも搭載したことで、メモリアクセスレイテンシ自体を減らしてるわけだから、やはり意味は減少…ってことじゃないんでしょうか。
少なくとも、Pen4の頃より、HTの効果ははるかに少なくないと道理に合わないんじゃ無いかと。
それでもHTを搭載してきたのは、オレゴンチームの意地か!?
「圧勝」「勝利」
なんかまた勝ち負けにとことんこだわるインテル厨様の
お出ましみたいだが、
「ベンチでは優秀・体感はもっさり」という事に
またなったりはしないか?という懸念は至極当然
ちなみにPen4はクロック数にリニアに性能が上がる
アーキテクチャだったっけ
>んかまた勝ち負けにとことんこだわるインテル厨様の
お出ましみたいだが
そういうことは、ボロ負けCPUを応援するアム虫にいわれても説得力ないわけだがw
>なったりはしないか?という懸念は至極当然
出てみればわかるんじゃないか?
Posted by: 負けアム虫 at 2008年06月09日 23:09上田さん、露骨な煽りコメントはもう乗せなくて良いでしょう・・・
これでは前と大して変わってません
うーんさん
そうですね、ちょっと荒れ気味になってきましたので、
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