2006年10月20日
NVIDIAがGPU統合型のCPUを開発中
NVIDIAがGPU統合型のCPUを開発中らしい。
・ 第3のx86 CPUメーカー・・・その名はnVIDIA!?- 北森瓦版
・ Nvidia at work on combined CPU with graphic - INQ
NVIDIAがなんとGPU統合型のCPUを開発中で、2008年に登場してくる予定みたいです。
NVIDIAは"AMD-ATI連合"が成立した段階で計画の方向修正を行わざるをえなくなっていましたが、その選択肢としてINTELの軍門に下るわけでもなく、第3勢力として自前でGPU統合型CPUを開発するというもっともおもしろそうな展開になってきましたね。
CPUメーカーとしての力量は未知数ですが、GPUは当然としてチップセットの実績も十分あり、プラットホーム全体の開発を含め今後の展開に期待大ですね。
またローコストCPUで勝負してくるとは思えないので、どのようなカタチで付加価値の高いCPU/GPUを提案してくるのか興味は尽きません。
勝手なイメージとしてはVIAに買収されたCyrixのように、特定の熱狂的な支持層を集めたCPUにはなりそうな感じですけどね。
関連情報
・INTELはNVIDIAと戦略的提携をするかも?
・INTELがNVIDIAを買収?
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Inquirerの記事なので本当かどうか分かりませんが・・
出れば出たで面白そうですね。
展開としてはそうなれば面白いですね。
IBM+東芝SONY
AMD+ATI
nVidia
Intel
で似たような形のCPU開発となる。CellはX86ではないけれど一定の市場に与えるインパクトはあったということですかね。
ただ、VIAのC7もあるので第三のX86というのはかわいそうじゃないですか。
Posted by: どうでもいいじゃん at 2006年10月20日 13:57餅屋がパンに手を出すんじゃねえ
この野郎
という気分。
この発想はなかったな。
ハイエンドGPUメーカーとして突っ走るか、
どこかのCPU(プラットフォーム)メーカーと
手を組むかの2択しか考えんかった。
・・・面白いといえば面白いのだろうけど、
CPUはGPU以上にマーケティング能力が必要
とされるから。
よくて(CPUメーカーとしては)サイリックス
程度で終わるんじゃね?という危惧も
オールnVIDIAで染まったマザーボードというのも非常に面白そうだけど
すでに固まってしまったメーカーの構成図を変えることは難しそう。
AMDのプラットフォームと互換性を持たせたCPUとかなら可能性はありそうですが
ATIと組んでしまいましたからその可能性は薄いかな・・・?
希望的にはAMDプラットフォームでnVIDIAチップセット+
nVIDIA CPU+nVIDIAコプロセッサー(CPUと統合?)+nVIDIA GPU・・・
遅かれ早かれ、nVidiaはCPU開発を始める、
という予想は以前からあったので、ついに来たかって感じです。
汎用的に性能のよいCPUを作ってIntelやAMDと真っ向からぶつかるのではなく、
ゲームやレンダリングファーム向けに特化したx86CPUだったりすると、
それなりにノウハウもあり、需要もあるのではないかと思います。
いやぁ~燃える展開になってきましたねぇ。
続報に期待です!!
ついでに、NVIDIA最適化なコンパイラとかもリリースしてくれると面白いことになりそうなんですが・・・。
瓦版の書き方だと、AMDのCPU+GPUのおかげで、生き残りのためにCPUを開発する羽目になったと書いてあるが、CPUはフロムスクラッチなら開発に5年は掛かる訳で、最近開発を始めて、2008年に出てくるというなら、出来合いのCPUを買って、それに手を入れた程度のものになりそうですな。
ま、nVIDIAはプロセッサの技術もバスの技術も持ってますしね。あとはマーケティングの問題だったのでしょう。
しかし、そうなるとIntel以外の、Power陣営、AMD、Transmetaと、x86互換プロセッサメーカーはほとんどがHyperTransportを採用するような状況になるんですかね。
Cellをメインプロセッサに、OpteronをI/Oコプロにしたのとか既に出てますが、そういう使い方の選択肢が増えるのは面白いことになりそうです。
Cyrixは486に肉薄したプアマンintelでヒットしましたが・・
CD2を凌駕しないと第3勢力は難しいでしょうね。
どうIBMに媚を売るか、で勝負か付きそうな気がします…。
Posted by: auau at 2006年10月21日 00:53x86以外なら、nVIDIA単独も有り得るのですが・・
CPUの中でも特にx86のCPUは、開発費の桁が違います。
GPUみたいに、HDL+自動配置配線って訳にはいきませんし、
数年前から開発する必要があるので、ファブレスも無理です。
とすると何だろう。
x86以外のCPUと統合したって数売れる物にはならないだろうし、
CELLと同じ路線で、多数のシェーダを管理するためのCPUコアを入れるぐらいでしょうか。
あ、携帯機器向けのx86コア+GPUって方向なら有り得るかもしれないですね。
x86を今から自社開発してそれを2008年までに量産ってのはかなり無理があるね。
Power系やARMならIPコアのライセンスを受けて比較的短時間にCPUまで作れそうだけど、
市場がニッチな分野しか狙えないし。
レンダリングファーム系にしかださないのであればそれは全然問題はないけど、
自作市場、PC業界にたいしてインパクトはないな。
やっぱここはTransmetaからEfficeonのIPコアのライセンスを受けて、
nVidiaのシェーダ上でx86に動かせたらーとか考えてしまう。
nVidiaの技術ならパフォーマンスがちゃんとでるものを作れそう。
ようするにCPUメーカーのプラットホームに頼らずに、独自でプラットホームを立ち上げられるようにするためでしょ。
Intelとの協業の話だって、用はどう取り入るかだし。
汎用用途向けというより、ゲーム特化などの、特定用途向けと見たほうがいい。
x86で汎用用途で性能を出そうとしたら、2大メーカーにかなうわけが無い。設計ノウハウも無いだろうしね。
ファブレスというのも痛い。
CPU作る前にNICを何とかしてくれ。
オンボードGbEついてたけど、100Baseのカニ乗せてやっと安定したよ。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)