2006年09月06日
AMDの65nmプロセスの現状
AMDの65nmプロセスについてはとりあえず順調に推移しているもよう。
・AMD 65nm chips are on track - INQ
・関連情報:AMD K8 Topics、北森瓦版、The AMD's Cafe
INTELに対抗するためにAMDがしなくてはいけないことはいくつもありますが、65nmプロセスについてはとりあえず順調に推移しているようです。
AMDのAM2用の65nmプロセスのCPUは今年12月から供給を開始といわれていますが、この65nmの第一世代CPUは1.35V駆動で登場しそう。また来年の65nmの新バージョンではクアッドコアを見据えて電圧と消費電力が劇的に下がるようです。
これからはAMDがどう盛り返すかをヤジをとばしながら、見守っていきたいところですね。
関連情報
・AMDが年内に"ネイティブな"クアッドコアCPUのデモを予定
・ Socket AM2で"Greyhound/AM3"も動くみたい
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>来年の65nmの新バージョンでは消費電力が劇的に下がる
これがK8Lなら性能・消費電力ともにC2Dに対抗できそうですね。
でも、その頃にはIntelの次の一手が待ちかまえていそうですが。
K8LとPenryn(45nm版CMA)は登場が同時くらいでしょう。
Penrynはキャッシュ増量と、改良が伴えば、さらに手ごわい相手になりそうです。
こちらでは初めまして。
45nm版CMAは2007年末か2008年初頭になるでしょう(移行プロセスが約2年なので。65nm登場は2006年初頭)。
それまでにK8Lを出せればいいのですけれどね。
Penrynは細分化だけなのであまり驚異はないでしょう。
廉価版ブランドに降りてくるのがおいしいですが。
HTTなどを載せてくると面白いですね。
>それまでにK8Lを出せればいいのですけれどね。
K8Lは、早ければ来年第3四半期と言われていますが、通常Intelの場合、CPU設計完了から、1年半くらいは掛かります。
それから、サンプルチップが作られ、完成度が上がったものが、ES品として、OEMメーカーなどに配られます。
サンプルチップはデモできるくらいのレベルですね。
来年第3四半期なら、今年初頭くらいには設計完了していなければなりません。
AMDの場合は判りませんが、今年中にK8Lのデモなどの動きがなければ、再来年になる可能性が高いですね。
>Penrynは細分化だけなのであまり驚異はないでしょう。
それだけでも動作クロックが上げられますし、ピンポイント的な改良は行われる可能性はありますね。(フェッチ帯域の拡張など)K8L位なら、十分対抗できますね。
Posted by: ABC at 2006年09月07日 10:05まぁ K8Lも FPU 強化に加えて65nm シュリンクと幻(笑)の Rev.G で入るはずだった Instruction Fetch・Load/Store の強化が入りますし。
一極集中はユーザに取って面白くない状況になる事が多いので、どちらも頑張って欲しい所ですな。
Conroeの45nm後継はRidgefieldですね。
PenrynはMeromの後継です。
ちなみにひとくくりにConroeと呼んでいますが、
4MBキャッシュ版がConroeです。
2MBキャッシュ版はAllendaleです。
よって”焜炉”の俗称は4MB版にしか使えません。
Allendaleの45nm後継はWolfdale。
Kentsfieldの45nm後継はBloomfield。
45nmでは、さらに8コア版が登場して、Yorkfield。
コードネームでは、わけ判らなくなるねw
Posted by: Ridgefield at 2006年09月08日 20:18最近のIntelの資料では、L2が2MBのものも4MBのものも、まとめてConroeと表記している以上、それに倣うのが妥当かと。
Posted by: 774 at 2006年09月10日 19:21(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)