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2006年05月18日

AMDがモバイル用の64ビット対応デュアルコアCPU Turion 64 X2発表

AMDがモバイル用の64ビット対応では初のデュアルコアCPU Turion 64 X2発表。

日本語プレスリリース
・ 発表記事 :PC WatchASCII24MYCOMジャーナルCNET Japan
Turion 64 X2 製品情報
Turion 64 X2の予価が表示される、TL-56は3万円台 - PC Watch

AMDがモバイル用の64ビット対応では初のデュアルコアCPU Turion 64 X2を発表しましたね。ソケットは今回新登場となる638ピンのSocketS1で、1.6GのHyperTransportバスに対応、メモリはDDR2-400/533/677。発表されたのは4種類で即日出荷開始、富士通、NEC、シャープ、ソーテック、Gateway、HPなどから搭載ノートPCが発売される予定。

◎Turion 64 X2 TLシリーズ (SocketS1 638ピン、Taylorコア)
- Turion 64 X2 TL-60 :2.0G/L2 512KBx2・TDP 35W :354米ドル
- Turion 64 X2 TL-56 :1.8G/L2 512KBx2・TDP 33W :263米ドル
- Turion 64 X2 TL-52 :1.6G/L2 512KBx2・TDP 31W :220米ドル
- Turion 64 X2 TL-50 :1.6G/L2 256KBx2・TDP 31W :184米ドル

AMD CPU 価格表によると、現在のシングルコアTurion 64との比較は以下のとおり。
- 354米ドル: Turion 64 X2 TL-60とTurion 64 ML-44(2.4G/L2 1.0MB)が同額
- 263米ドル: Turion 64 X2 TL-56とTurion 64 ML-42(2.4G/L2 512KB)が同額
- 220米ドル: Turion 64 X2 TL-52とTurion 64 ML-40(2.2G/L2 1.0MB)が同額
- 184米ドル: Turion 64 X2 TL-50とTurion 64 ML-37(2.0G/L2 1.0MB)が同額

Turion 64 X2シリーズですが、DIY市場で根付くには対応マザーボード次第でしょうか。既存の754マザーボードを流用できたTurion 64と異なり、わざわざ専用のS1マザーボードやDDR2を買うことを考えると、マザーの種類や値段も含めてネックになりそう。
なおMSIはTurion 64 X2対応のMEGABOOK MS-1058を用意していますね。

8月から出荷といわれているCore 2 Duoシリーズと現状のCore Duo シリーズです。
◎Core 2 Duo シリーズ(Merom) (8月に登場予定)
- T7600 : 2.33GHzHz (166x14)/FSB 667/L2 4MB、637米ドル
- T7400 : 2.16GHz (166x13)/FSB 667/L2 4MB、423米ドル
- T7200 : 2.00GHz (166x12)/FSB 667/L2 4MB、294米ドル
- T5600 : 1.83GHz (166x11)/FSB 667/L2 2MB、241米ドル
- T5500 : 1.66GHz (166x10)/FSB 667/L2 2MB、209米ドル

◎Core Duo シリーズ (Yonah) 発売中
- T2600 : 2.16GHz (166x13)/FSB 667/L2 2MB・TDP 31W
- T2500 : 2.00GHz (166x12)/FSB 667/L2 2MB・TDP 31W
- T2400 : 1.83GHz (166x11)/FSB 667/L2 2MB・TDP 31W
- T2300 : 1.66GHz (166x10)/FSB 667/L2 2MB・TDP 31W

関連情報
Socket AM2対応の低消費電力版Athlon 64が発表

通販情報
・Turion64 CPU :TSUKUMOFAITHクレバリー
・Yonah関連商品 :FAITHTSUKUMOクレバリードスパラ



[BTO可能なカスタムPC] ツクモSYCOMクレバリードスパラTWOTOPFAITH
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Posted by nueda at 2006年05月18日 02:47 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

う~ん、Turion 64 X2 の購入する気がなくなりましたね。
何で、キャシュが512MB×2なのか・・・。値段的にも高いですね。
Turion 64 X2 というよりMobile Sempron 64 X2 と
直した方がようような・・・(笑
やっぱりCore 2 Duo シリーズ(Merom)へ乗換え決定かな!

Posted by: 因幡のメカうさぎ at 2006年05月18日 09:46

CoreDuo2,Conroe共にかなりのパフォーマンスアップですねぇ。
マザーごとごっそり換えなきゃいけないですが(当方945Pのため)
でもまぁ、965シリーズのチップもICH8採用でフルモデルチェンジ、S-ATAが標準で6ポート、3Dグラボなしでも3Dゲームがそこそこ動く?といいことづくめっぽいですな。

Posted by: レトロ at 2006年05月18日 18:30

2次キャッシュが少ないのはまだいいのですが、メモリがDDR2に移行したのが痛いですねー
もうちょいDDRを使いまわしたいという人も多そうなので…
大してパフォーマンスも上がらないのに、DDR2に移行するのはやはり消費電力の関係ですかね。

Posted by: キーエンス at 2006年05月18日 23:03

従来のTurion64はモバイル向けというAMDの位置づけにも関わらずメーカーから採用されなかったために事実上自作市場での省電力マシン向けとなってましたが(雑誌で以前Turion64の広告を見たときに、ドスパラショップブランドノートが採用PCとして載せられてるのを見て、主要メーカでは採用されてないんだなぁと痛感させられた)、X2は主要メーカ(NEC、富士通あたり)でも(たぶん廉価モデルでだけど)採用するようですね。そういう意味では、SocketS1になってもマーケティング上は問題はなさそうです(Socket754を流用していたせいでモバイルノートには採用しづらい大きさだったという点も解消できてますし)。

従来Turion64が担っていた省電力自作市場向けには低消費電力版Athlon64(TDP35W)あたりがたぶんやってくれます・・・たぶんね。
新規で組み上げる場合、低消費電力PC向けという意味ではDDR2は歓迎するべきですし(値段もデスクトップ向けならDDRより最近安いし)、Socket754と比べてデュアルチャンネル化による性能向上も見込めるから個人的にはありだと思います(帯域増による性能向上はレイテンシの都合でほとんど見込めないですが)。マザーが買い直しですけどね。

・・・それにしてもTurion64X2高いですね。TL-60(2GHz L2=512K x2)がCore2Duo T7200(2GHz L2=4MB)より60ドルも高いなんて・・・性能面ではどう見ても劣ってるのに。

Posted by: Cappuccino at 2006年05月19日 01:01

B5ノートには中々採用されなさそうなTDPですよね…(笑
SLIなゲーミングノートPCで採用されるのが関の山でしょうか。
省電力デスクトップにしてもAthlon64 X2の低TDPがあるので
なんとも可哀想な子になる予感、、、(笑

Posted by: wakaishu at 2006年05月19日 01:17

>・・・それにしてもTurion64X2高いですね。TL-60(2GHz L2=512K x2)がCore2Duo T7200(2GHz L2=4MB)より60ドルも高いなんて・・・性能面ではどう見ても劣ってるのに。

Rev.Gが出るまでは、デスクトップ、モバイル共に、ほぼ対抗不可能な感じですね。
65nmに移行したぐらいじゃ、20%もクロックアップできるような景気の良い話は聞かれませんしね。

AMDの初期プロセスは、高クロック品はあまり取れないようですしね(65nmプロセスで高クロックラインナップがない点からして)。

Rev.Gにしても、Core2Duoほどのインパクトはなさそうです。

Posted by: 雪小 at 2006年05月19日 08:19

35W TDPのプロセッサが入るようなサイズのノートが売れ筋だというのは確かなので、まぁこんなもんかな、という感じはしますが、
ただ値段に差がないのならプラットフォームとしての魅力はIntelのCentrinoのほうが遙かに上のようにも感じます。
今のK8コアではDDR2の帯域向上はあまりうまく使えないんで、DDR2はちょっと省電力ぐらいのメリットしかないですね。
HyperTransportも6.4GB/sなので統合ビデオのメモリ帯域も
そう劇的には変わらないし。

Posted by: MX86 at 2006年05月19日 09:10

いつも出してくれる所からのAM2->S1ゲタが待ち望まれますね。
出れば本当に安く良いDualコア環境が組める気がします。
184ドルと言えば価格改定前の3200+程度の価格なわけですから、
自作市場でならTL-50程度でも十分と思う層が多いのではないでしょうか。

AS○ock辺りがあの拡張スロットに刺すボードとか出しませんかね?(笑)

Posted by: nameless at 2006年05月19日 18:11

システムバス速度を除く仕様が全く同じの、デュアルコア2GHz/512KB/35WだとAthlon64 X2の方が安いんですよねぇ。

namelessさんの仰るとおり、デュアルコア1.6GHz/256KBのような低価格向けでインテルのスキはつけそうな気はします。

それでも、Athlon64 X2とTurion64 X2、939 Athlon64とSempron、などなど、同士討ちが多くなりそうです。

Posted by: アフォ at 2006年05月20日 01:31
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