2005年08月09日
RADEON X800 GT搭載商品が発表
先月から噂のあったRADEON X800シリーズの最下位機種 X800 GT搭載商品が発表されましたね。
・アスク、2万円前後の「RADEON X800 GT」搭載ビデオカード - PC Watch
・PowerColorから未発表RADEON X800GT搭載カードが発表に - MYCOM PC WEB
・玄人志向 (GECUBE OEM): RDX800GT-E256H、RDX800GT-E128H
PowerColorと玄人志向(GECUBE)のX800GTは、いずれも2種類ほど用意されている。
- 256MB版 (GDDR3):475MHz/980MHz、8PP/6VP、2万円台前半、8月上旬発売
- 128MB版 (GDDR1):475MHz/700MHz、8PP/6VP、2万円未満、8月中旬以降発売
元々は392MHz/700MHzという話でしたが、コアのクロックが2割程度アップしていますね。これはHKEPCのベンチからの類推でいえば、128MB版でも6600GTに勝てるクロックが475MHzだったという感じですね。
コアについては、X800で使われているR430(110nm)ということでしたが、HKEPCやGuru3Dのレビューによると、X850で使われている130nmのR480が使われていたようです。ただしATI Toolや上記機種へのBIOS変更をしてもパイプラインの変更はできなかった(HKEPC)とのこと。また8月18日に正式発表といわれるCrossFireへの対応は不明。基本的にはスレーブで使う分には問題はないと思うのですが。
ベンチについては以下のサイトが参考になります。特にHKEPCのベンチはピクセルパイプライン8本のVGA対決になってます。
- HKEPC (X800GT 256/128MB、6600GT、6800LE)
- PC online (X800無印、X800GT、6600GT)
- Guru3D
X800 GTって「6600GTの刺客」として送り込まれるだけあって、さすがに3DMarkでは6600GTよりもスコアが高いですねー。また256bitsインターフェースのため高解像度・高画質時でのスコアに差がでているのもわかります。
- Radeon X800 GT:475MHz/980MHzまたは700MHz、8PP/6VP、256bits
- 6800無印:325MHz/600MHz、256MB(DDR1)、12P/5VP、256bits
- 6800 LE:325MHz/600MHz、256MB(DDR1)、8PP/4VP、256bits
- 6600 GT:500MHz/1GHz、128MB(DDR3)、8PP/3VP、128bits
参考までに以下がX800シリーズとなります。
- Radeon X800 XL:400MHz/1GHz、16PP/6VP、299米ドル~
- Radeon X800無印:400MHz/700MHz、12PP/6VP、199米ドル~
- Radeon X800 GT:475MHz/980MHzまたは700MHz、8PP/6VP、149米ドル(128MB版)~
ATIが戦略的にリリースするだけあってX800GTはかなりお買い得感がありますね。昨年5900の末弟として人気を博した5900XTに似た感じ。6600GTや6800無印/LEは値下げしないと厳しいかもしれません。
通販情報
・Radeon X850/X800 : TSUKUMO ・ クレバリー
・GeForce 6800 : TSUKUMO ・ クレバリー ・ ドスパラ (LE/無印)
Posted by nueda at 2005年08月09日 01:25 JST | トラックバック | ホームに戻る
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