2005年01月22日
FSB 533とFSB 400のPentium Mのステッピングの差
X86-secret.comにFSB 533とFSB 400のPentium M(Dothan)のステッピングについて掲載されている。この差はでかい?
・ Sonoma: Dothan FSB533 - X86-secret.com (英訳版)
比較されているのは、以下のPentium Mだ。
・Pentium M 765 :FSB 400、2.10GHz(100x21)、CPUID/6D6h
・Pentium M 770 :FSB 533、2.13GHz(133x16)、CPUID/6D8h
●パフォーマンスの比較
ふたつのCPUをDFI 855GME-MGFにてどちらも770(133x16)相当で動かしてみると、PC Mark05やPov-Ray、Commanche 4でのベンチの差はない。つまりどちらのCPUもステッピングの差はあってもパフォーマンスは同等ということになる。
●オーバークロックの比較
両者の差が端的に出たのはこちらの比較である。詳しくは表を見てもらえばわかるのだけど、まとめると以下のようになる。
・最高クロック :765/2.5G、770/2.75G (CPU電圧はデフォルトのまま)
・最高FSB :765/FSB 170~175、770/195
これらの結果から、新ステッピングによってオーバークロック特性が改善されているのではないかということだ。参考までに最新のPentuim MのTDP一覧表を。
→ Pentium MのTDP一覧表 - THG
下のURLにDFI 855GME-MGFでPentium Mを2.5G/2.4Gで動かしたベンチがある。P4やAthlonFXとの比較だが、さすがに2.5Gになると相当速いのがわかる。
→ Pentium M & DFI 855GME-MGF - Hardware.fr (英訳版)
関連情報
・ AOpenが915GMのPentium Mマザーボードを発表 (Alviso)
・ FSB 533のPentiumMが発売された
・ Pentium MのFSB 533MHzに対応したDFI 852GME-MGF
・ DFI 855GME-MGFのFSB 533ベンチマーク
・ PINUPS - 上田新聞 blog版: PentiumM アーカイブ
通販情報
・Pentium M マザーボード: クレバリー ・ TSUKUMO
・Pentium M CPU : クレバリー ・ TSUKUMO
Posted by nueda at 2005年01月22日 20:31 JST | トラックバック | ホームに戻る
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