2015年01月24日
信頼性が高いHDDはどこのメーカー製か 2015年版 ~ オンラインストレージのHDD4万台の運用結果
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Backblazeはオンラインストレージサービスを提供する会社ですが、自社のサービスで4万1213台のHDDを使用しており、毎年1月にHDDの運用データを公開しています。先日2015年版の運用データが公開されました。
最も故障率の高いHDDは、SEAGATEのBarracuda 7200.14の3TBモデル(ST3000DM001)でなんと43.1%(1163台)。2番めはBarracuda 7200.11の1.5TBモデル(ST31500341AS)で23.5%(306台)、3番めはBarracuda LPの1.5TBモデル(ST31500541AS)で9.5%(1505台)となっています。
反対に故障率の低いモデルは、HGST 5K3000 3TBモデル(HDS5C3030ALA630)の0.6%(4595台)、HGST Megascale 4000.B 4TBモデル(HMS5C4040BLE640の0.5%(3103台)となっています。
グラフを見てもSEAGATEの故障率の高さは非常に高く、特に3TBモデルの故障率の高さはダントツとなっています。少なくてもこの運用データを見る限りでは、SEAGATEのBarracuda 7200.14の3TBモデルは避けたほうがよさそうです。
また4TBモデルについてはHGSTとSEAGATEともに故障発生率が低いとのことで、比較的に安価というSEAGATEの4TBモデルの故障発生率は2.6%(12275台)、HGSTも1.5%以下(12650台)となっています。WDについては高価格のために採用台数が少なく(45台)、データに含まれていないそうです。
Backblazeで使用するHDDは現在3TBモデルと4TBモデルが主流となっていますが、このレンジで最も信頼性が高いのはHGSTとのこと。SEAGATEの4TBモデルは故障率が低いとありますが、過去の調査結果が非常に悪かったので、相対的によく見えるということもありそうです。
来年の運用データには6TBモデルの信頼性も明らかになると思われますが、SEAGATEのさらなる信頼回復はあるのでしょうか。
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Posted by nueda at 2015年01月24日 09:57 JST | トラックバック | ホームに戻る
40~120GBまではSEAGATE多用してました。パンツ穿いてた奴。
その後から悪い噂続出でしたね。どうしてこうなった・・
Barracuda 7200.7の200GBモデル(100GBプラッタ仕様)を何台販売したんだろう。
特にシンガポール製を指名買いする人が多かった。
その下がタイ製、一番下が中国製で、中国製しか在庫が無いときには買わずに帰ってしまう人もいたもの。
最近の自分はWDの緑と赤ばっかり。
Seagateの3TBは安かった時に一度買ったものの、運用開始からあっという間にお亡くなりになり、データの復旧に数週間かかった。
よくわからないのでここ数年ずっとWDばかり買ってますね。
唐突にMaxtorとか思い出しました、懐かしい
海門はパラレルATAの時に60Gと80Gに買ってそこそこ良かったので500Gが出た時にそれも買ったけど、500Gは容量が多いだけで正直期待外れだったことからそれ以来買ってないな。
HDDなんてそんなにしょっちゅう交換しないけど、今となってはどれだけ安かろうとキムチとここは買う気がしない。
まあ結構昔から海門は鬼門、でしたからねえ…
Posted by: 名無しのゲーマーさん at 2015年02月02日 02:51seagate、結構使ってるけど壊れたことないけどな。
WDのほうが故障率高いから避けてたけど
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