2014年01月23日
信頼性が高いHDDはどこのメーカー製か ~ コンシューマー向けHDD 25000台の調査結果
クラウドサービスを提供するBackblaze社がコンシューマー向けHDDの信頼性についての調査結果を発表しました。
・ ハードディスクはどこのメーカー製が一番壊れにくいのかが2万5000台の調査結果でついに明らかに - GIGAZINE
・ Backblaze Blog » What Hard Drive Should I Buy?
調査対象は25000台以上あり、最も信頼性が高かったのはHGSTで、最も信頼性が低かったのがSEAGATEという結果になっています。東芝とサムスン(現在はSEAGATE)については母数が少ないために検討から除外されています。
「通年エラー発生率」は1年間の稼働でエラーを発生させる割合で、HGSTが1~2%に対して、SEAGATEは最も低い4TBで約3%、最も高い1.5TBでは約13%になっています。特にSeagate Barracuda 7200 1.5TB (ST31500341AS)はのエラー発生率が25.4%、Barracuda LP (ST31500541AS) 1.5TBは9.8%、Barracuda (ST3000DM001) 3.0TBは9.8%とエラー発生率が高いです。
「重大トラブル発生率」はシステムが動作できないような重大なトラブルが発生する割合で、SEAGATEは0.28%とHGSTの0.01%の28倍になってます。両者は調査対象のドライブがほぼ同じなので、やはりHGSTの優秀さが目立ちます。
「時系列生存率」は3年間におけるHDDの生存率です。SEAGATEは半年めくらいから他メーカーと差が付き始め、3年後はHGSTが96.9%、WDが94.8%、SEAGATEはここでもダントツ低い73.5%になっています。
Backblaze社のお気に入りHDDは意外にもSeagate Desktop HDD.15 (ST4000DM000)とWestern Digital 3TB Red (WD30EFRX)で、Western Digital 3TB Green とSeagate 2TB LP は絶対に買わないドライブだそうです。
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Posted by nueda at 2014年01月23日 03:40 JST | トラックバック | ホームに戻る
以前、地方でパーツショップの店員をしていたけれど、大体そんな感じだった。もっとハードディスクを作っている会社は多かったけど、大体信頼のIBM、無難なWD、速度のseagateの順で壊れにくかった。
Posted by: ああ at 2014年01月24日 15:48前職のHPC屋でHDDを数百本とか納品してましたが、確かに海門とWDは壊れやすかった、WDは酷いモデルに当たってしまったことがあって、RAIDが崩れるくらいボコボコ壊れたことがあったなぁ...まぁ購入した代理店が1次じゃなかったってのもあるかもしれませんが…
Posted by: jack at 2014年01月25日 00:56WDは昔ひどかったと言われそのイメージが強いですが
低速病問題が終息したあとのモノは非常に品質がよく安定している様に感じます。
実際使っていてもへこたれず頑張ってくれてます
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