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2010年10月30日

WD Caviar Green 3TB WD30EZRSDTLのベンチマーク

出荷開始のアナウンスがあったWestern DigitalのCaviar Green 3TB (WD30EZRSDTL) のベンチマークが掲載されています。

ついに登場3TBのHDD、「WD Caviar Green WD30EZRSDTL」をテスト-PCオンライン

ベンチマークが行われているのは、WD Caviar Green 3TBのWD30EZRSDTLとWD Caviar Blue 500GBのWD5000AAKXの2種類で仕様は以下のようになります。なお、テスト時には「P7P55D-E Deluxe のIntel P55のSATAポートに3TBのHDDを接続したところ、正しく容量を認識しなかった」とあり、オンボードのMarvell製コントローラに接続されてテストされたそうです。

- Caviar Green 3TB WD30EZRSDTL:5400rpm、64MB、SATA 3Gb/s、750GBx4
- Caviar Blue 500GB WD5000AAKX:7200rpm、32MB、SATA 6Gb/s

CrystalDiskMark 3.0の2000MB時のWD30EZRSDTLのベンチスコアは、シーケンシャルリードが120MB/s、ライトが118MB/sで、ランダム512K リードが40MB/s、ライトが約61MB/sとなっていますが、プラッタサイズでは劣る667MBプラッタのWD20EARSよりもシーケンシャルリードのスコア(128~129MB/s)が悪くなっています。

またWD5000AAKXについては、7200rpmと回転数が速いためにシーケンシャルリードが約140MB/sになっています。またそのほかの全てのスコアはWD30EZRSDTLを上回っています。

こちらの記事でも紹介したように、WDはSATAコントローラーチップを搭載したPCI Express x1接続の拡張ボード HBA (Host Bus Adapter)を用意するそうで、HBA付属版のHDDと単体のHDDが店頭に並ぶようです。

発売当初はOS、チップセットなどの使用環境で正しい容量が認識できないトラブルが予想されるので、古いチップセットのマザーボードをお使いの場合は手を出さないほうが無難でしょう。またXPユーザーはサポートされません。

【WD Caviar Green 3TB/2.5TBとWindowsの対応状況】 [サポート条件]
- XP 32bit:ブート不可。サポートせず。
- XP 64bit:ブート不可。サポートせず。
- Vista 32bit:ブート不可。データドライブで使用可能*
- Vista 64bit:EFI搭載マザーでブート可。データドライブで使用可能*
- 7 32bit:ブート不可。データドライブで使用可能*
- 7 64bit:EFI搭載マザーでブート可。データドライブで使用可能*
* 使用環境(チップセットなど)によってはHBAが必要なことがある

なお、WD30EZRSDTL 価格比較によると、予価を提示しているショップがあり、27,800円となっています。


通販情報
[WD20EARS 2TB] SOFMAPドスパラTSUKUMOクレバリーT-ZONE価格比較
[INTEL SSD] SOFMAPドスパラクレバリーFAITHiconT-ZONE価格比較



Posted by nueda at 2010年10月30日 03:53 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

製品写真を拡大表示すると分かりますが、WD5000AAKXはキャッシュ16MBです。

Posted by: ~ at 2010年10月30日 16:03
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