2009年02月21日
ドスパラで発売された補助電源コネクタのないGeForce 9600 GTのレビュー
ドスパラで発売された補助電源コネクタのないGeForce 9600 GTのレビューが掲載されています。
・ 補助電源不要のPalit製GeForce 9600 GTカードを試す。 - 4Gamer.net
・ 通販情報 : PALIT 9600GT 512MB(NE39600TFHD52)
9月に発売されたRadeon HD 4670に対して4Gamer.netは「PCI Express用補助電源コネクタを要しないカードとしては最高性能を誇るGPU」と評していましたが、現時点ではそのポジションに位置するのが今回のPalit製GeForce 9600 GTカードということになります。
補助電源コネクタがないばかりかカードサイズも175mmと非常にコンパクトなので、今までは使えなかったパソコンでも装着できそうですね。また3Dの性能を考えると8000円という価格も魅力的であるといえそうです。
中国語サイト(現在削除)の補助電源コネクタのないGeForce 9600 GTのレビューでは、「3DMarkのベンチはノーマル 9600 GTの9割前後で、消費電力の差は思ったほどない」という印象を持ちましたが、今回のレビューでも「消費電力はあまり下がっておらず、パフォーマンスは5%ほどの低下か」とあり、なんと消費電力についてはASUS 9600 GTの方が低くなっています(^^;
NiBiTorでBIOSを見ると電圧の設定が9600 GTと同じ1.1Vだったようですが、中国のPalit GeForce 9600GT GEは0.05Vほど電圧が低く設定されていたので、ここらへんのチューニングも若干異なっているようです。また1400MHz対応のメモリをオーバークロックして1800MHzで使っているとのこと。
◎NE39600TFHD52:64sp(1500MHz)、600/1800MHz、コネクタ不要、G94-350-G1
--------------------------------------------------------------------
- 9600 GT GE:64sp(1500MHz)、600/1400MHz、コネクタ不要、G94-350-G1
--------------------------------------------------------------------
- 9600 GT:64sp(1625MHz)、650/1800MHz、コネクタ必要、G94-300-A1
--------------------------------------------------------------------
9600 GT Green Editionでもっと消費電力が下がる可能性があるかもしれませんが、補助電源コネクタがない9600 GTというだけで、存在意義は十分あるかと思います。
関連情報
・ 低電圧動作も可能なGALAXYのGeForce 9600GT GEの情報 (GPUはG94-350-B1)
・ Inno3D製9600 GT Green Editionの製品写真 (GPUはG94-350-B1)
通販情報
[Core 2 Quad 新価格] SOFMAP、ドスパラ、FAITH、クレバリー、TWOTOP
[45nm Phenom II] SOFMAP、ドスパラ、クレバリー、FAITH、T-ZONE、価格比較
[INTEL SSD X25 新価格] FAITH、TWOTOP、T-ZONE、SOFMAP、ドスパラ
Posted by nueda at 2009年02月21日 06:53 JST | トラックバック | ホームに戻る
補助電源コネクタいらずでそこそこのパフォーマンスということに意義があると思います。
Posted by: Johnny1981 at 2009年02月21日 15:02もしかしてオリジナルの9600GTは補助電源要らないってことでしょうか。
PCI-Eからの給電だけで足りてるように見えますが、、、。
↑
実動の状況だと必要無いですね。
ただ、仕様に余裕を持たせなきゃいけません。
リファレンスなら特に。
そういう意味では定格クロックならギガバイトのファンレスモデルも補助電源必要無かったのではないでしょうか?
まぁあれはファンレスなのにOCモデルですが・・・^^;
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)