2008年08月29日
X58チップセットはネイティブSLI対応
X58チップセットのみでネイティブSLI対応できるようです。
・ NVIDIAが、Intel X58チップセットでのネイティブSLI対応を緊急発表 - PC Watch
・ NVIDIAがIntel X58へのSLI提供を拡張、追加チップなしのネイティブ対応へ - マイコミ
INTELの次期ハイエンドCPUとなるBloomfield用のX58チップセットはnForce200を追加すればSLIが可能になっていましたが、NVIDIAはNVISION08の会場で、nForce200を追加することなく、X58のみでネイティブSLIをサポートすることを発表しました。
X58にはPCI Express 2.0 x16が2本ありCrossFireのサポートに加え、「x16が2本の2way SLI」、「x16が1本とx8が2本の3way SLI」、「x8が4本の4way SLI」の3つの組み合わせが可能。参考ながらnForce200がある場合は「x16が3本によるフル帯域の3way SLI」と「x16が4本によるフル帯域の4way SLI」になるそうです。
もっともCrossFireのようのすべてのX58マザーボードがSLIに対応するのではなく、NVIDIAによる認証が必要なために、NVIDIAの製品テストを受けた上でBIOSにNVIDIAの暗号キーを組み込み、これをビデオドライバがSLI対応かどうかを判断するとのこと。
X58発売と同時にネイティブSLIに対応したマザーボードも出てくるようですが、X58とnForce 200の組合せのマザーボードも予定通り出荷されるということ。「X58のみのSLI」と「X58とnForce 200でのSLI」ではゲームではほとんど差はなく、CUDAを使ったアプリケーションではそれなりの差が出るようです。
前回紹介したASUS、GIGA、MSIのX58のマザーボードにはどれもSLI対応になっていませんでしたが、ベンダーによってはネイティブSLIに対応するものがリリースされるかもしれませんね。
にしても、強気なNVIDIAがずいぶん弱気になっている感じを受けました。nForce200を購入してまでSLIにこだわるベンダーがかなり少なかったのかもしれませんね。
SLIが可能な改造済のForceware?の時は、暗号キーも何もないままに他社チップセットでSLIができていましたが、ここまでオープンにするつもりもないんでしょうね。
関連情報
・ BloomfieldとX58は9月に発表
・ NVIDIAはチップセットビジネスを辞める?
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Posted by nueda at 2008年08月29日 03:08 JST | トラックバック | ホームに戻る
これはかなり嬉しい内容ですよね~。
といってもnVIDIAの苦肉の策という気がしますけど。
そもそもSLIとかCF自体、ごく一部のユーザー以外には縁のない技術…といってしまうと言い過ぎかなぁ?
ところで、もしお時間があればで結構なのですが、
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外部ブログからTrackback受け付けられるか見てみたいので
突然のお願いで申し訳ないです
Posted by: れとろ at 2008年08月30日 06:36(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)