2008年08月01日
AMDの45nmクアッドコア Denebのスケジュール
AMDの45nmクアッドコア Denebは年内に3.0GHzが出るかもしれません。
・ Deneb 45nm AMD still on schedule for Q4 - Fudzilla
11月または10月までに全てがうまくいけば、AMDは45nmのクアッドコア DenebをINTELのNehalemとほぼ同時期に出荷することができるようです。
3GHzのDenebは発表の1~2ヵ月後に出るようですが、Denebは同クロックのYorkfieldに勝てても同クロックのNehalemには負けるために、AMDは今回も低価格化戦略になるようです。
INTELのBloomfieldとX58は9月に発表され、10月から発売されるようですが、リークされているBloomfieldの予価から考えると、Deneb 3.0GHzであっても厳しい価格競争を強いられそうです。
◎Bloomfield (45nm、クアッドコア/HTT対応、LGA1366)
- エクストリーム版(XE):3.20GHz(133x24)、L3 8MB、999米ドル
- パフォーマンス版(P1):2.93GHz(133x22)、L3 8MB、562米ドル
- メインストリーム版(MS3):2.66GHz(133x20)、L3 8MB、284米ドル
AMDには何といってもまずは45nmのクアッドコア Denebを遅れることなくリリースして欲しいですね。
関連情報
・ Deneb 2.3GHzとPhenom X4 9600 BEの消費電力比較
通販情報
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Posted by nueda at 2008年08月01日 02:34 JST | トラックバック | ホームに戻る
何にしても、AMDには頑張って欲しい物です!。
Deneb 3.0GHz BEで、多少TDPが高くても4.0GHz位
回って欲しい物です。
しかし、最近、フト思うのですが、L1-L2-L3等と言う
複雑(高度)なarchitectureを使わず、L2-2M*4+旧来の
memorycontrolの熟成を果たしたほうがーーーひょっとしたら
性能を出せるのでは?と考えるのは早計でしょうか?。
多分、CPUのcoreから離れるほど如何に大容量でも、access
時間は掛かってしまうような気がします。
うーん、クアッドコアでL2を大きくしてL3を無しにすると
どこでキャッシュのコヒーレンシを保つのかが結構、問題になります。
L2は基本的に各コアごとに持っているのでそのレベルで
整合性を保とうとすると回路がかなり複雑になります。
一方、メインメモリレベルで保とうとすると複数のコアが近接した
アドレスに同時アクセスする際のパフォーマンスが下がります。
(共有)三次キャッシュはかなり良い妥協ポイントなのでしょう。
互いに無関係なシングルスレッドアプリを複数走らせるような使い方なら
近接アドレスの同時アクセスが遅くても問題無いのでしょうが
サーバー用途にはつらいでしょう。
ご返事有難う御座います。
う~ん、4coreのL2-levelの整合性ですか?。
確かにL3を省略すると発生しそうですね。
そこで回路的には簡素な「L3のmemoryで整合性を取る」、
なるほど!。
回路の複雑化はCPUのみならず良い事は有りません
から、仰る通りです。
勉強に成りました。
それにしてもAMDのprocessruleによる周波数margin
は伸びませんね。
fight AMD
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