2008年06月07日
Western Digitalが20,000 RPMのRaptorを開発中
Western Digitalは20,000 RPMのRaptorを開発中のようです。
・ Western Digital working on 20,000 RPM Raptor - bit-tech.net
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SATA最速HDDであるWestern DigitalのVelociRaptor WD3000GLFSは先日発売されたばかりですが、Western Digitalは20,000 RPMのRaptorを開発中とのこと。
開発の理由は今後どんどん手頃になってくるSSDに対抗するためで、特に容量よりもパフォーマンスが重視される市場でのシェア確保のためのようです。
従来は割高感があったSSDも、最近は大容量と高速化、低価格化が進んでおり、HDDならではの高速化と大容量を両立しないとRaptorのポジショニングも微妙になってくるかもしれませんね。
20,000 RPMのHDDはSASにも存在していないので、部品がRaptor専用になればかなり割高になりそうですが・・・
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通販情報
1TB HDD SOFMAP、クレバリー、TSUKUMO、1TB HDD 価格比較
Posted by nueda at 2008年06月07日 08:21 JST | トラックバック | ホームに戻る
15000rpmならありえる話ですが、20000rpmは考えにくいような気も。
既存部品で駆動可能ならありえなくもない話ですが、はたして・・・
20000rpm…値段は兎も角、発熱が恐ろしいことになりそうですよね。
アクセスタイムも考慮するとSSD選びたいです。
現行の線記録密度のまま、スピンドル・モーターの回転数を
上げて行くとまずつらくなるのは信号処理系なので、線密度を
落として(つまりトータルの記憶容量を減らして)でも、
回転待ちのレイテンシ減とアクセス速度の向上による
パフォーマンスアップを狙ってるのだと思います。
ディスク径を縮めて回転数を上げると言う方向性もありますが、
いずれにしろ線記録密度をそのままにしてデータレートを上げては
信号処理系部品の性能が追いついて来ないでしょう。
SSDの登場と普及により、これまでより記憶容量が小さい
(つまりビット単価が高い)HDDにも速度さえ速ければ
市場があると言う判断なんじゃないでしょうか?
SSDは気分的にどうも、という事でかなり期待
今までボトルネックで目立った速度向上が無かった
エンスージアストからミドルレンジまでのストレージとしての
市場を確保する事と、SSDに対する非常な危機感を抱いてる
ように感じられます(SASやi-RAM等は別次元ですが)
一旦SSDにシェアで水をあけられますと、HDD市場は
巻き返ししにくいでしょうし、WDには頑張ってほしいですね
HDDプラッタの外周のみ使用するように制御を最適化すれば
幾分かの更なる性能向上すると考えるのは素人思考でしょうか?
>>SSDの登場と普及により、これまでより記憶容量が小さい(つまりビット単価が高い)HDDにも速度さえ速ければ
>>市場があると言う判断なんじゃないでしょうか?
以前からそうだったとは思いますが・・・・>>3.5 Raptor(36GB~)、SCSI、3.5、2.5SASの10k、15kドライブ
WDってSASドライブをリリースせずに、Raptorをエンタープライズ向けとして送り出しているわけですから。
Posted by: qq at 2008年06月14日 15:58(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)