2008年03月19日
NVIDIAがVIAを買収か?
NVIDIAがVIAを買収するための話し合いがあったようです。
・ NVIDIA in Acquisition Talks With VIA? - techPowerUp!
NVIDIAとVIAは3つの可能性のあるシナリオ:「戦略的提携」「VIAのプロセッサ部門だけの買収」「全社のまるごとの買収」について議論しましたが、VIAの設定する価格が高すぎるためにまだ合意に至っていません。しかし、VIAが赤字を続けている間は交渉は続く可能性がありそうです。
NVIDIAが欲しいのはやっぱx86のCPUなのでしょうか。CPUにGPUが統合される時期もそんなに先の話ではなくなってきているし、今のままではジリ貧になる可能性がありますからね。続報に期待です。
通販情報
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Posted by nueda at 2008年03月19日 03:45 JST | トラックバック | ホームに戻る
買収したらIntel、AMDと3つ巴になって面白くなりそう。
nVidiaのCPUを買うかと聞かれたら買わないと答えるけど。
Intelとの契約では、確か他者から買収された場合x86についての権利は喪失する筈。
仮にVIA買収したところで、nVidiaがx86互換CPUを作れる訳ではないのですが。
Posted by: もうだめぽ at 2008年03月19日 13:02CPUとGPUの統合と言われてもなぁ。
どうせCPUにGPU統合したのとGPUにCPU統合したのを
この両方使うようになるんじゃないかと思ったりしますね。
正直買収してどうするんでしょうね
intelのSLI向けチップセットとしてしか売れない現状からVIAを買収しても改善する見込みがないような。。
狙いは省電力技術と言ってみるテスツ。
Posted by: AMD厨 at 2008年03月19日 19:25VIAはもう独自路線で熱設計の低い方針に切り替えてる今日この頃だから、たぶんintelはモバイル機器の統合チップにでもそのノウハウを使いたいのではないかと思ってみる。
小型端末が好調だけにVIAの独自性は意外と役に立つのではないかな。CPUとGPUの統合はやっぱり小型化には必須だろうし、省エネ動作できる製品を作りたいだろうし。
でも、この推測は間違っている可能性が高いかも(笑)
浅はかな考えだけど、そんな事するならエネルギー源がより小型で持続性のある物を開発したほうがよさそうだし。結局携帯も電池が邪魔で邪魔で仕方の無いって感じですし。
x86の製造ライセンスの消失は’可能性がある’というだけですね。そうでないとVIAがx86を作れる理由がないですから。
(VIAは旧Cylixを買収して作ってますので・・・)
彼らのシェアのなさを考えれば、Intelがライセンスを引き上げようとしても、裁判ではたぶん負けるんじゃないかなと思いますので、
NVIDIAがx86の製造を狙ったものと考えていいんじゃないでしょうか。(もちろんGPGPUにするんでしょうが)
> Intelとの契約では、確か他者から買収された場合x86に
> ついての権利は喪失する筈。
> x86の製造ライセンスの消失は’可能性がある’というだけ
> ですね。そうでないとVIAがx86を作れる理由がないですから。
VIAは2003年に正式にIntelとクロスライセンスを結び、
P6アーキテクチャ互換CPUおよびチップセットを製造する
権利を有しています。単純にCyrix/CDTの権利を継承して
製造している(た)わけではありません。
ライセンス内容は非公開ですが権利者買収の際には再度協議、
というのはクロスライセンス契約では良くある条項ですから
そのまま互換CPU製造権利を引き継げるない可能性も
あるでしょうね。
ただ、VIAがCyrix/IDTから引き継いだ特許はCPU製造に
おいてそれなりに有効なものであるからIntelもクロス
ライセンスに至ったわけで、互換CPU事業に手を出す
つもりならIntelに対する有効な武器となりうるはずで、
これを入手することにはそれなりに意味があるでしょう。
クロスライセンスは2003年から10年だからあと5年
x86 cpuを作れるようになっても
nvidiaがgpuとの連携ができるものを開発してるころに
amd,intelの製品がとっくに出ているわけでメリット無い
それにライセンスの期限もなくなるだろう
かと言って、GPUのみでは生き残れない
あと、CPU作るにしてもIntelのピン互換とか使えないはずだし
いずれnvidiaは潰れるか、買収される側にしかならないのでは・・
Posted by: ita at 2008年03月23日 09:37itaさん
どうもです。
> いずれnvidiaは潰れるか、買収される側にしかならないのでは・・
そんな雲行きになって感じですよね。
今後NVIDIAがどこと組もうとするのかに注目したいと思います。
> クロスライセンスは2003年から10年だからあと5年
2003年の契約自体はP4バス互換CPU・チップセットに関する
ものですが、その対象となるVIA保有特許の中には現在の
SSE関連の実装に重要な技術が含まれているようです。
このあたりの事情は後藤氏のWeeklyk海外ニュースで
触れられています:
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010928/kaigai02.htm
従って現在のクロスライセンスが切れたとしても、この特許の
保有はIntelに対する有力な取引材料となることでしょう。
ちなみにIntelとAMDも1976年以来ほぼ10年単位のクロス
ライセンスを締結、現在に至っています(最新のものは
2001年に締結、期間は10年)。
> いずれnvidiaは潰れるか、買収される側にしかならないのでは・・
今のままでは先行きが厳しいことはnVIDIA自身が一番感じて
いるのではないでしょうか。
今回のニュースもそういった不安の表れ、もしくは周辺の
予想からくる噂話から出たものなのかもしれませんね。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)