2008年02月13日
Phenom 9600 Black Editionの低電圧設定レビュー
マイコミジャーナルにPhenomの低電圧設定についてのレビューが掲載されています。
・ 【レビュー】Phenom 9600 Black Editionの低電力化を試す - マイコミジャーナル
レビューでは2.3G時の最低コア電圧と1.6G時の最低コア電圧が試行錯誤されており、M3A32-MVP Deluxeとの組み合わせでは以下のような電圧で安定したとのこと。
- 2.3GHz 安定動作の最低コア電圧：1.1000V (定格の15W減/80W相当？)
- 1.6GHz 安定動作の最低コア電圧：0.9375V (定格の40W減/55W相当？)
3月のCeBitにはPhenomの低消費電力版となる1.8GでTDP 65WのPhenom 9100e(B2)が発表されるといわれていますが、上記のレビューでは1.6GHz動作時に2.3Gの定格(1.25V)動作時よりも消費電力が約40W低いことが報告されており、既発売のPhenom 9500(200x11)を使っても、1.8GHzのTDP 65W相当の消費電力は実現できそうです。
低消費電力を狙う場合はより価格が安いCPUの方がいいわけですが、価格の安いクアッドコアとしてPhenomを使うのはありでしょうね。
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Posted by nueda at 2008年02月13日 03:11 JST | トラックバック | ホームに戻る
記事と直接関係のないリンクで申し訳ありませんが
ちょっと面白かったのでリンクを貼っておきます。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080213/293665/?ST=pc_news&set=rss
でたばかりのAMD 780GですがPhenomとの組み合わせで
なぜかオンボードグラフィックのベンチが大きく伸びてます。
なぜなんでしょ？
キャッシュが512kBと1MBでも大違いだったんで
やっぱ2MBが効いてるんじゃないですかね。
それでも尋常な伸びではないですけど…
メインメモリ共有だから影響が出やすいのかも。
普通に考えたら、HTの帯域がPhenomの方が3倍以上広いので、統合GPUとメモリバス間の帯域が
Athlon64X2より広くなったのが大きいんじゃないでしょうか。
780GはK8ではGPUコアの本領を発揮しきれないほどの性能を秘めていたってことかと。
これまで統合GPUの場合、どんなに性能が上がっ
たといわれてもあくまで統合GPU同士の話で、
外部GPUにはるかに及ばないのが常でしたけど、
これを見る限り（ローエンドとはいえ）外部GPU
とそんなに遜色ないように見えます。
これにHybridCrossFire（でしたっけ^^）がドラ
イバに実装されたら・・・ちょっと楽しみですね^^
690のときはバーテックスシェーダーの代わりにCPUが計算していたので、780Gではコア数の半分がユニファイドシェーダーソフト処理とか･･･。
ちょっと古いですけどAthlon3200+を2.2GHz@1.8GHzで使ってたときは1.1Vぐらいで動作してました。800MHz時は0.85Vまで下げても動作してたのでTDP20Wぐらい？
ということがあって低TDP版CPUってなかなか手を出しづらいです。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)
