2008年01月05日
VIAがサードパーティのチップセットから撤退
VIAがサードパーティのチップセットから撤退するもよう。
・ VIA merges chipset division under CPU, says paper - DigiTimes
昨年Q4にVIAのチップセット部門はCPU部門に併合され、今後は自社CPUのプラットホームのサポートに集中し、サードパーティのチップセットからは徐々に手を引くとのこと。
VIAはINTELとの契約を未だあきらめていないようですが、Nehalem以降のチップセットにはサードパーティの参入がほとんどできないこともあって、こちらの復活もないでしょう。
VIAのチップセット撤退の話は昨年7月にもありましたが、組織変更が行われたということで本格的に撤退するということなんでしょうね。
マイコミジャーナルの記事にも「(チップセットの)マーケットはIntel/AMD/NVIDIAの三つ巴の様相を見せつつある」とあり、VIAのロードマップは未掲載(SiSは掲載)ですし。
→ PCテクノロジートレンド 2008 SPRING - マイコミジャーナル
ワタシはSlot AからモバアスまでK7時代はずっとVIAのチップセットを使ってきましたけど、最近はAMDプラットホームでもほとんど見かけることがなくなりましたからね。
通販情報
[Core2 CPU] TSUKUMO、ドスパラ、クレバリー、SOFMAP、FAITH、TWOTOP
[C2Q Q6600] TSUKUMO、ドスパラ、SOFMAP、クレバリー、FAITH、価格比較
[AM2 CPU] TSUKUMO、ドスパラ、クレバリー、SOFMAP、FAITH、TWOTOP
[X2 5000+ Black Edition] :SOFMAP、TSUKUMO、ドスパラ、クレバリー、FAITH
Posted by nueda at 2008年01月05日 16:01 JST | トラックバック | ホームに戻る
VIA撤退なのですね・・・
AthlonXP時代は、VIA's Cs M/Bを愛用してました。
HGSTの件もそうでしたが馴染みのメーカーの撤退は
何とも寂しいもんだす。
それはそうと、上ちゃん今年もよろしくぞ!
Posted by: 古瀬 at 2008年01月05日 16:42VIAは完全に進む方向を間違えましたね。
Intelはメリットがあると思ったら他とも手を組みますが、メリットがないかどうでもよくなった瞬間に相手を切り捨てます。
AMDを切ってIntelにすり寄った時点で末路は見えていました。
自社用CPUなどあってないようなものですから、M/Bも事実上なくなったようなものです。
VIAはAMDを切るべきではなかった。
どちらかというと切るべきだったのは自社のCPUです。
CPUに手を出した段階で失策ですが。
VIAの次はNVIDIAって気もしますが、両社がCPUにGPU/South他をどんどん組み込んで行く中で何か生き残っていく強みがありますかね?
Posted by: ジル at 2008年01月05日 23:18KT シリーズ (133〜600) にはたいっへんお世話になりました。
いや、むしろ VT82* にお世話になったというべきでしょうか。
と昔話はさておき…。
VIA はチップセット単独の供給で儲かっていたのでしょうか?
相当買い叩かれて薄利多売だったのでは?
Mini-ITX は数は少ないですが、組み込み系の方が PC より利益率は高そうですよね。
AMD, Intel のどちらにチップセットを供給するかということより、
VIA は中長期的に Mini-ITX でメシを食う方針になっていたように思います。
PC ユーザとしては面白くないでしょうけど、企業としてはそっちが正解かも。
(Wintel 以外の) PC 系の利益率の低さは今に始まった話ではないです。
このまま市場としての魅力が失われていき、
残るはコモディティと化した面白くないものばかり、
そもそも選択肢もあんまりない、
という状況になってほしくないなぁと考えるのは飛躍した見方でしょうか…。
どこだったか忘れましたが、やっと(チップセットでは無理だった)利益が得られているような話は載ってましたね。>>自社CPUオンボードMini-ITX
Mini-ITX自体は企業向けに限らず、省スペース、省電力性に魅力を感じれば個人ユーザーでも関心ある方は少なくないとは思いますし、いいんじゃないのかな。
チップセットは高性能を売りにするなり、他の付加価値をつけれたのならまだ道はあったのかもしれませんけど、サードパーティーが本家と差別化を図るのは価格以外難しいんですかね。
Posted by: mm at 2008年01月06日 07:56CPUはintel、VGAはnVIDIA。
この二社さえあれば、他はいらない。
その他なんて、みんなゴミ。
Posted by: もうだめぽ at 2008年01月06日 09:49もうだめぽさん
競争がないとつまらないですよ。
8800GTは直近にHD3800シリーズがなかったら
もっと高くなったでしょうし。
AMDは今のINTELにプレッシャかけられないのがつらい・・・
消費者に可能な限りいいものを提示する競争の中で勝ってるから「よく見える」だけであって、一社独占になればつまらないどころかロクでもないプロダクトがロクでもない値段で横行する結果になるって分からないのかね。
OSはMSのされあればよくてその他は全部ゴミかと言えば逆でしょ。独占してるMSのは殿様商売で、まともな競争が無いから他のも代行品にはならない。
とうとうVIAも撤退してしまいますか。
時間の問題とは思っていましたが、自作業界もさびしくなってきました。
Sisもあまり見かけなくなりましたし、Nvidiaも今は好調ですがネハレムやFusion世代になるとCPUへのGPU内臓があるのでかなり厳しくなりそうです。
今後はAMD Only かIntel Onlyの2極化が進みそうですね。GPUの拡張カードはハイレベルな3Dゲーム以外の需要はなさそうですし。
思えばSocket7~Slot1/SlotA(Win95~98)時代がCPUもGPUもチップセットも一番賑わっていて面白かったです。それぞれに個性があって、それぞれに固有のユーザーがいて。
結局IntelとNvidiaとの熾烈な性能競争(あえて言うならベンチマークでのピーク性能競争)の果てにAMDしか残っていない現在の状況は、マイナー好きな自分にはさびしい限りです。
もっと性能競争が緩やかでいいので、様々なメーカーの様々な製品を選べるほうがずっと良かったと思うのは私だけではないはず。
どの場合でも選択肢が1択或いは2択位しかない現状は自作市場にもう未来が無いと感じずに入られません。
(AMD or Intel、AMD or Nvidia、高性能 or 低価格)
自宅にSocket7マザー(MVP3)とケースがあるので、中古CPUやGPUを探して組み上げて遊ぼうかな。
(載っていたK6-3は金に困ってだいぶ前に売ってしまった…。)
>>rabbit さん
ふと思い出してみると、
CPU: Intel, AMD, Cyrix, IDT(WinChip), Transmeta(Crusoe)
GPU: Matrox, ATI, nVIDIA, 3Dfx(VooDoo), S3(Savage), Intel(i740), Chips&Tech, CirrusLogic, NeoMagic, SiliconMotion, ...
C/S: Intel, VIA, SiS, ALi, ServerWorks
特に GPU (グラフィックアクセラレータ) メーカは沢山ありました。
あまり多すぎてカオスだった気もします。
これだけあったのが、事実上
CPU: Intel, AMD
GPU: Intel, nVIDIA, AMD(ATI)
C/S: Intel, nVIDIA, AMD(ATI)
…ですか。
ま、VIA は CPU, GPU, C/S 全部あると言えますけど。(^^;
nVIDIA CPU が確かに空白域ではありますが、
ここが 「nVIDIA 製 CPU 登場?」とか「Intel が nVIDIA を買収?」とか噂される所以ですかね。
いずれはサウスの機能もCPUに取り込まれてワンチップ化する方向になるのでしょうか。
その頃にはATX規格自体もかなり変化しているかもしれませんが…。
確かにあの時代は今思い出してもカオスでした。
ただ、DirectXが出てきたあたりから、各社が対応に苦しんで脱落していったのが今でも残念ですね。
Voodooの2Dカード+3Dカードというコンセプトがもっと普及していたら、未だにMatroxが一線で活躍していたような気もします。
通常操作や2DゲームはMatrox等のきれいな画面で処理して、3DゲームはATIやNvidiaの早いカードを使うという世界もあり得たのかなとは思います。
(当時ミレニアム+Voodoo SLIが最強構成だったのはいい思い出)
今思えば、通常時と3Dゲームで処理を切替えるハイブリッドCFやSLIのコンセプトのはしりですね。
技術革新についていけない企業が悪いといえばそうなのでしょうが、10年前からみた現在は幸せに見えるのだろうか、10年後の未来はそもそも自作市場が今の規模で存在しているのだろうか。
Posted by: rabbit at 2008年01月07日 01:41>CPU: Intel, AMD, Cyrix, IDT(WinChip), Transmeta(Crusoe)
Rise mP6のことも忘れないでいてやってください。
一応、ちょっとだけ売ってたんですよ?
GPUもあの#9が入っていないなんて、とか言ってみたり。
mP6のこと、突っ込むべきかなぁって迷ってるうちに、先に突っ込まれてしまいました。
…って言っても、本物、見たこと無いんですよねぇ。
Socket7(Super7)が一番盛り上がってたころは中学生で、お金も無くて何も買えませんでした。
まぁ、懐話は置いておくとして、VIAの撤退、残念です。
結局、VIAでS3 MultiChrome対応のチップセットは出ませんでしたね。
C7向けのチップセットでも、今後出る可能性は低そうですし。
S3は一応新しいGPU開発してるみたいですが、中止にならず、世に出てきてくれることを祈るばかりです。
Posted by: 雪乃雅 at 2008年01月07日 15:09>AMDを切ってIntelにすり寄った時点で末路は見えていました。
AMDを切って正解じゃないないですか。
AMDのようなニッチプラットホームでAMDが囲い込みを始めれば、サードパーティなんて、残れないでしょう。
> GPUもあの#9が入っていないなんて、とか言ってみたり。
#9 !! まだ覚えてくれている人がいたなんて。
そういえば#9はS3に買収されて、そのS3はVGA部門をVIAに売ったので、#9の人材は今はVIAにいるのかな?
じつはウチでは自宅サーバーでPCIのRevolution 3D(8MB WRAM版)が未だに常時稼動中だったりします。美しく青きRAMDACに惚れて衝動買いしたもので愛着があります。
ちなみにMatrox G400もサードマシンとしてまだ現役です。
どちらも往年はシャープな描画で明らかにワンランク上の高画質だったのですが、組み合わせているナナオのCRTがヘタっているのか、今では四隅がぼやけて色合いも少し変になってきました…。
さて、この春、数年ぶりにそろそろ新しいマシンを組もうかと情報収集中ですが、新ステッピングのPhenomと790FX、HD3850あたりの組み合わせで、アイドル時の省電力性とそれなりの体感速度を両立できたら、なんて考えています。判官贔屓なもので。
でもYorkfieldはかなり省電力のようだし、X38/X48マザーも意外と発熱や消費電力が問題視されていないようです。もし9600GTの消費電力がHD3850並かそれ以下だとしたら…。
3月頃に実際お金出して買うとなると、intel&nVidiaになりそうな予感。
Posted by: zottocm at 2008年01月07日 22:20VIA、寂しい事になりますね。
昔はパーツ度々買い換えていましたが、それも実質パフォーマンスに不満があったという前提があり、その中で新しいモノが次々と生まれてくる中で自分のニーズに合ったパーツの取り捨て選択という過程が楽しかったですね。
今ではCPUパフォーマンスにはローエンドでも十分速いのでIntelだAMDだと騒ぐ気も起こりませんが「ゴミ」などという失礼極まりない言葉が出てくる辺りが、やはり育った時代を感じてしまいますね。
RizeのmP6、まだ一個ストックあります(^ ^;
200MHz動作のやつですがSuper7プラットフォームのベアボーンノートに入れてテストしていたんですが、まぁCyrixよりは期待が持てる石だったのに残念な事でした。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)