2007年12月07日
K10エラッタの情報とエラッタ回避パッチ適応後のPhenomベンチマーク
K10エラッタの情報とエラッタ回避パッチ適応後のPhenomのベンチマークが掲載されています。
・ AMD、「Barcelona」の大量出荷を2008年に延期 - CNET Japan
・ Phenom TLB patch benchmarked - Tech Report
北森瓦版で紹介されていたK10のエラッタの情報です。
まずTLBエラッタにより、Barcelonaの大量出荷は07年12月にから08年Q1に延期されるようです。当然影響はデスクトップ版のPhenomにも及びます。
このエラッタを回避するためのTLBパッチをあてたPhenomのベンチマーク(MSI K9A2にパッチの入ったBIOSを入れたもの)がTech Reportに掲載されていますが、スコアはよくないので、パッチを入れずに使い続けるか新リビジョン B3まで待つかしかなさそうです。
エラッタを解消したPhenom 9600は9650、9500は9550となるようですので、知らない内にリビジョンが変わるということはなさそう。最近はINTELの45nm CPUの好調さが伝えられていますが、AMDを取り巻く環境はなかなか好転しませんね。この調子だと9600 Black Editionも当分ないかも。
通販情報
[Phenom CPU] TSUKUMO、SOFMAP、クレバリー、ドスパラ、FAITH、T-ZONE
[790FXマザー] TSUKUMO、SOFMAP、クレバリー、ドスパラ、TWOTOP、FAITH
[AM2 CPU] TSUKUMO、ドスパラ、クレバリー、SOFMAP、FAITH、TWOTOP
[X2 5000+ Black Edition] :SOFMAP、TSUKUMO、ドスパラ、クレバリー、FAITH
Posted by nueda at 2007年12月07日 00:18 JST | トラックバック | ホームに戻る
おそらくBEも先送りになりそうですね。
CMA勢力も絶好調ですし、巻き返しは更に厳しくなりそう・・・
しっかりしてくれよ、AMD!!
4コア品は更に出遅れてしまいますが、今現在は一般向けには需要はなく(自作は除く)、B3ステッピングの情報もあるため、致命的な問題ではないと思います。
AMDとしても、本格的な出荷はB3ステッピングからだと考えているでしょうし。
ただ、エラッタによる知名度の低下やサーバー市場への出荷停止が今後にどう影響するのか、B3以降で名誉回復できるのかが気になるところです。
Posted by: rabbit at 2007年12月07日 11:24需要はないってか一番の稼ぎ所でしょ>Barcelona
初物でIntelのミドルクラスにも勝てない&
出遅れまくりでさらにこの失態のダメさ。。
AMDファンとしてもさすがに見限りそうですわ。
サーバーやワークステーションなどに使われることが多いバルセロナの場合は、フェノムとコア2のエンドユーザー用のベンチマークソフトとは違った用途での使い道もあるでしょうからお声がかかることもあるだろうに・・・新製品という売りやすい時期なのにもったいない・・・
Posted by: 白い雪 at 2007年12月07日 22:04AMDはこれからだと考えています。CORE2におされてはいますが、来年以降の45nmは、AMD-ATI-IBMの三連合なので。intelとの爆裂競争を期待しています。nvidiaもCPU出すとかいっているし、本当に来年は面白そう。
Posted by: bakabon at 2007年12月08日 07:01AMD 新製品の調子がでないので、Phenomは ちょっと休ませてほしい。って感じでしょうか、、、
Posted by: kim99 at 2007年12月08日 10:39ブツのほうはこれから改良していくんだろうけど、
巨額累積赤字と株価暴落のほうが気になる。
45n出す頃にはどうなっていることやら。
AMDの株価をチェックしてみましたが、
本来はPhenomで盛り上がる11月以降野も下落しているのが
ツライですね・・・
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=AMD
逆にINTELは全体的に上がってますし。
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=INTC
現在のデュアルコアOpteronから乗り換える予定でしたが、このエラッタの情報を見て買うのをやめました。頻度は極小ということですがシステムハングするなどの致命的なエラッタなようなので、今回のリビジョンは回避することにしました。
エラッタ回避BIOSはTLBを無効にするパッチのようですね。
個人使用なので頻繁に買い替えられるようなものではありませんし、常時稼働させるサーバに使用するので回避せざるを得ませんでした。
サーバ用途ではOpteronプラットフォームはXeonよりも優れていると考えていただけに、今回のエラッタの話題は致命傷になりかねない様な気がします。安定性が最も重視されるサーバ分野では明らかに評判がさがるでしょう。
もともとデスクトップでは勝負になっていませんし、ほんとにAMDはどうなるんでしょうね・・・
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