2007年09月09日
SP数 128/96/64/32時のゲームのFPSの変化
ストリーミングプロセッサ(以下sp)の数によってゲームのFPSがどのように変わるのかという記事が掲載されています。
・ Dependence of NVIDIA G8x Architecture Performance on the Amount of Shader Units - Digit-Life
使用されているビデオカードはGeForce 8800 GTX 768MBで、RivaTunerを使って、sp数をデフォルトの128から96、64、32に変更してベンチを行ったというもの。ベンチは以下のような設定で行われています。
◎画質と解像度
- 標準モード:1280x1024(または1280x960)時のnoAA/noAF
- 高画質モード:1600x1200時の4AA/16AF
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◎使用ゲームソフト
- Quake 4 1.3
- F.E.A.R.
- Serious Sam 2
- Call of Juarez
- Company of Heroes
- S.T.A.L.K.E.R.
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1280x1024・noAA/noAF時は「Call of Juarez」を除き、128/96/64時はほぼ同じで32の時だけ64よりも20~30%ほどFPSが落ちるという結果になっています。1600x1200・4AA/16AF時はsp数によってFPSが変化していますが、ここでも32の時の落ち込み方は激しいですね。また「Call of Juarez」はSPの数とFPSが比例しており、価格とパフォーマンスの関係がきっちり出ています。
今回のベンチはあくまでGeForce 8800 GTX 768MBのSP数の変化だけで測定(384-bitのメモリインターフェースや768MBのメモリはGTXと同じ)いますが、この環境でも明らかに32spでは力不足感があり、3Dゲームをする場合にGeForce 8600シリーズが敬遠されているのがあらためてわかります^^;
なお、11月に発売予定のG92ことGeForece 8700シリーズはsp数が64、メモリインターフェースが256-bitといわれており(G98は256-bitではなく64-bitらしい)、上記のベンチスコアから考えるとゲーム時のパフォーマンスはGeForce 8600GTSよりもはるかに快適に動くことが期待できそうです。
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Posted by nueda at 2007年09月09日 03:54 JST | トラックバック | ホームに戻る
やはり8600シリーズはゲームには向かないようですね。8700シリーズが期待できそうなのでよかったです。
ATIのほうでも同じおことしてくれないかな
G92の64spは十分いけるような感じですね。
現状のCPUパワーとのバランスもよさそうに感じました。
DX10ベースはちょっときついような感じがしますが、これならSLIのグレードアップも現実味があるように思います。
AMDのR600Proはまだかな?笑
最適化が進んだCatalyst7.9ともども期待しているのですが。
やはり、32シェーダ/256bitも無用でしたね
Posted by: afo at 2007年09月09日 20:46(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)