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2007年06月20日

アドテックがリード速度100MB/sec世界最高速レベルのSSDを発表

アドテックが世界最高速レベルのプレミアムSSDシリーズを発表した。
i-RAMやWD RAPTORのCrystalDiskMarkのスコアを追加しました。

商品プレスリリースベンチマーク
アドテック、3.5型で32GB/64GBのSSDを発売 - 高速タイプでリード100MB/sec - マイコミジャーナル
アドテック、リード100MB/secの高速SSD - PC Watch

アドテックは、韓国MTRONが開発したリード速度100MB/sec、ライト速度80MB/secの世界最速のプレミアムSSDの販売を開始する。

インターフェースはSATAで、独自のコントローラ技術「マルチチャンネル並列アレイ制御システム」で高速化を実現している。アクセスタイムは0.1msec以下で、アイドル時の消費電力は3W。販売価格は3.5インチの32GBが99,800円、64GBが198,000円で発売され、2.5インチの32GB版は近日発売とのこと。

以下はSAMSUNG製SSDの秋葉原での店頭デモで紹介されていたCrystalDiskMarkのスコアとプレミアムSSDのプレスリリースで紹介されていたスコアの比較です。CPUなどの測定環境が異なるので厳密な比較はできませんが、参考にはなるかと思います。

◎SSDの比較値 (左はSAMSUNG SSD、右はMTRON SSD、測定環境は異なります)
Sequential Read : 29.78MB/s → 81.98MB/s
Sequential Write : 25.21MB/s → 75.32MB/s
Random Read 512KB : 29.77MB/s → 81.78MB/s
Random Write 512KB : 0.290MB/s → 42.29MB/s
Random Read 4KB : 12.43MB/s → 29.79MB/s
Random Write 4KB : 0.088MB/s → 0.858MB/s

過去にいろいろ紹介してきたSSDはほとんどが2.5/1.8インチばかりでしたが、3.5インチが用意されているのはデスクトップPCへの導入を想定しているんでしょうね。もっとも値段が「3.5インチの32GBが99,800円、64GBが198,000円」ということですから、当初は業務用になりそうです^^;

以下はワタシのPCでのCrystalDiskMarkのスコアです。参考になれば。
◎GIGABYTE i-RAM (CPUはC2D E6600@3.0G)
Sequential Read : 138.175 MB/s
Sequential Write : 130.118 MB/s
Random Read 512KB : 138.040 MB/s
Random Write 512KB : 121.988 MB/s
Random Read 4KB : 61.096 MB/s
Random Write 4KB : 52.459 MB/s

◎WD RAPTOR(ADFD) 74GB (CPUはC2D E6600@3.0G)
Sequential Read : 74.367 MB/s
Sequential Write : 73.407 MB/s
Random Read 512KB : 33.608 MB/s
Random Write 512KB : 57.032 MB/s
Random Read 4KB : 54.559 MB/s
Random Write 4KB : 2.406 MB/s

◎HGST Deskstar T7K500 320GB (CPUはC2D E6600@3.0G)
Sequential Read : 66.927 MB/s
Sequential Write : 58.338 MB/s
Random Read 512KB : 42.166 MB/s
Random Write 512KB : 48.176 MB/s
Random Read 4KB : 1.751 MB/s
Random Write 4KB : 3.247 MB/s

◎Deskstar T7K250 160G (CPUはAthlon64 X2 4800+@2.4G)
Sequential Read : 58.813MB/s
Sequential Write : 54.106MB/s
Random Read 512KB : 32.369MB/s
Random Write 512KB : 0.575MB/s
Random Read 4KB : 0.762MB/s
Random Write 4KB : 1.241MB/s

通販情報
[SSD(Solid State Drive)]:クレバリーTSUKUMOSOFMAP価格比較
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Posted by nueda at 2007年06月20日 23:59 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

これと燃料電池を組みあわせたノートPCが普及用として出てきたら、とんでもなく長い駆動時間が可能になりそうな気がしてます。熱も抑えられるし、故障もしない。
究極のPCも夢ではなくなるのですね

Posted by: れとろ at 2007年06月21日 07:31

1万円台で出てきたら買ってもいいですな。

Posted by: テル at 2007年06月21日 11:59

ノートPCよりもカーナビに実装して欲しいですね。
起動時間や検索時間が早くなるのは魅力的。
いずれ実装されると思いますが。

Posted by: hage at 2007年06月21日 12:02

>hage
カーナビの場合、一応規格でそれなりの耐震、耐熱性能が要求されますし、コスト面でも現在は不可能と言えるでしょうね。

ですが、フラッシュメモリのお値段は1年で約半額になるということですので、4~5年後には搭載されるかもしれませんね。
ナビ系は容量そんなに要らないでしょうし。

Posted by: しーぽん at 2007年06月21日 14:17

上田さん
いつも楽しくサイト拝見させて頂いております。

(自分も含め)SSDへ買換え検討される方の参考までに

HDD : Seagate ST3320620AS (320GB)
CPU : Intel Core2Duo E6600 2.7GHz(FSB300真夏仕様)
M/B : ASUS P5B-Deluxe

の、ありふれたオーソドックスな環境下でのCrystalDiskMarkスコア

Seq. Read/Write : 71.54 / 68.92
512k Random R/W : 40.77 / 35.07
4k Random R/W : 1.5009 / 3.863

今思えば、ST3320620ASは結構当たりHDDな方かもしれません。
しかし、AdtecのSSDは4k Random Write以外の項目は完勝ですね…
この速度の2.5inch製品もあるとの事で、驚きの一言です。

128GB以上の容量で5万円切ってくれたら、起動ドライブ用として爆発的に売れるでしょうね。

Posted by: ぷ~ at 2007年06月21日 14:42

語弊があるといけないので訂正(^^;

私の手持ちのHDDが当たり固体という意味ではなく、
発売当時の他のHDDと比べて、という意味での当たり、です(^^;;;
購入当時はメインPCが A8N-SLI Deluxe + AthlonX2 4400+(Socket939) でしたので、
ST3320620ASに変えた直後の体感速度の向上に驚いたものでした。

SSDの値段がこなれてくれば、こういったサブPCや中古PCの活性化にも期待できそうです。

Posted by: ぷ~ at 2007年06月21日 14:57

SSD と関係なくて恐縮ですが、ST3320620AS はファームによって違うこともあるようで。
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1178535235/

Posted by: Zepto at 2007年06月21日 15:53

最近、SSDの価格を見るたびに、「H-HDDとVistaで良いかも」と、逆に考えてしまいますね。

Posted by: 通りすがって at 2007年06月21日 19:28

この商品が5万ぐらいの価格に落ち着く頃には
HDDもそれなりに高速化していそうですし、残念ながら
自分的にはいらない子になりそうです。

Posted by: SSD微妙だな at 2007年06月22日 12:49

>HDDもそれなりに高速化
HDに関しては、今後それほど高速化するとは思えません。
これはHDが機械的に動き、磁気記録である構造上 避けて通れない問題が多数あるからです。
垂直磁気記録が主流になった現在でも、高密度からくる磁気干渉の問題は大きく、量産レベルでの技術は確立されていません。
つまり、よほど革新的な技術が開発されなければ、今後も足踏み状態の可能性が高いです。

各メーカー共、500GBまでは早く、開発も順調に行われましたが、既に500GBのHDが出て既に2年が経過している事を考えると…。
この2年で変わったことはI/Fの主流がSerialATAに移行したぐらいです。
(500GB以上のHDが一部出ているものの、一般的ではないので)

もっとも、メーカー側も500Gを越えるHD需要を考えると開発費を投入するかどうかも疑問なので、今後はハイブリットHDやSSDに力を入れるでしょうね。
SSDが出てから1年余り。
HDも進歩が早かったんですが、半導体だけあって比較にならないほどSSDの進歩が早いですね。
5年後ぐらいにはHD/SSDのシェアが反転。
10年後ぐらいにはHDD自体なくなってるかもしれません。

Posted by: mulu at 2007年06月22日 13:42

>5年後ぐらいにはHD/SSDのシェアが反転。
10年後ぐらいにはHDD自体なくなってるかもしれません

僕も同じように考えてますね今後SSDが取って変わるように思えます現在のHDDはこれ以上機能が伸びて行くとは思えませんその点SSDはまだまだ機能上昇して行って欲しい期待もあります個人的にはSSDがHDDを取って変っていって欲しいです 寿命+静音+低発熱これに高速化とくれば現在のHDDの価値が下がって行くように思えます近い将来。

Posted by: 秋葉男 at 2007年06月22日 14:24

SSDが伸びていくことに疑いはありませんが、
当面3.5インチHDDは残ると思います。
それは、容量(bit単価)の問題からです。

フラッシュメモリが、これまでのところ順調に容量を上げることができたのは
他の半導体技術の進歩に乗っかることができたからです。
ところが、32nm以降安く半導体を量産する目処が立っていません。
NANDフラッシュを作ってるメーカもそれは分かっているので、
どこも3次元方向の積層を研究しています。
ただ、今までと違って普通の半導体技術とは別の方向に進む必要があります。
今までよりも開発速度は遅くなると考えられています。
現在のところ、3.5インチHDDに対して、コスト面で勝てる見込みはありません。

Posted by: ppp at 2007年06月22日 20:57

ここのところSSDはやたら盛り上がってますが、逆にハイブリッドHDDに関しては全然話を聞かないですね。
個人的には安価かつソコソコの性能として結構期待してるんですが…。
サムスン以外から出るのはいつでしょうね(サムスン製も小売りはされていませんし)。

Posted by: yu at 2007年06月22日 21:35

遠い未来には、確かにSSDが主流になるでしょう。

ですが、そうなるまでには、ハイブリッドHDDでは、32GBや64GB、或いはそれ以上のフラッシュメモリが搭載されて、2万円以下で売られている状況が長く続くでしょう。

SSDが実用になるためには、少なくとも容量と価格を比べてHDDと同等にならなければならないでしょう。
原理的にHDDのメカニカル部分のほうが、半導体チップよりも値段を下げられないので、この部分で現状を逆転できたら、HDDは市場から姿を消すでしょう。


HDDの使用容量よりも、HDDに搭載されているフラッシュメモリの容量が大きくなったとき、果たしてSSDとどれほど違うのでしょうか…と考えたくなりますね。

Posted by: 通りすがって at 2007年06月22日 22:31

>Zeptoさん
地雷ファームなんて存在するとは知りませんでした…
教えて頂いて感謝。
地雷と言えば、一時期「箱入りでLANケーブル付き」という怪しいロットがありましたね。

>上田さん
i-RAMのスコアは相変わらず爆速ですね。スコア見てるだけで気持ち良さそうです。
CrystalDiskMarkのスコアは、まだググッてみてもあまり量は多くないので、こうしてスコアを並べて比較出来るのは非常に有難い事です。

そういえば、今年どこかのイベントで、OSバックアップ&リストア機能を搭載したi-RAMみたいな製品が参考出展されていたような…?
実際、これが製品化される事は無いんでしょうけど(^^;、こういうキワモノ系の新たな製品の登場も今後楽しみですね。

Posted by: ぷ~ at 2007年06月23日 01:11

なんだかんだ速度を比べてる方もいらっしゃるみたいですが、SSDの利点は転送速度ではなく消費電力と「アクセスタイム」なのでは?
平均アクセスタイムですらHDDとSSDじゃ桁一つ分以上違いますから。

Posted by: 月見里 at 2007年06月23日 02:23

HDDの今後ですが、確かに現在予定されている技術では厳しいでしょう。
ただまだどのメーカーも言及していませんがMEMSを使うことで
大幅な革新が可能と思われます。
逆に言えば熱アシストやパターンドメディアで各メーカーのいうようなロードマップが達成できるようには思えないのでおそらくMEMSについて研究はしているのでしょう。

Posted by: Shine at 2007年06月23日 14:39

SSDについて、現行のフラッシュメモリではたったの10万回程度しか書き換えに耐えられないので、小容量だとPC用途には不十分でしょうね。
幾ら全領域を均等に使うと言っても、既に書き込まれている領域をわざわざ移動させて書き換えるということもしないでしょうし。
今後フラッシュメモリの大容量化には、物理的に積層するか、1個のセルの多値記録化にかかっていますが、多値記録化は書き換え耐性が今の1/10程度まで下がるといわれています。
これではPCのHDD用途としては結構致命的かと思われますね。

磁気を利用したMRAMや相変化材料を利用したPRAMなんかの不揮発性メモリが今後熟成し、大容量化が可能になればこれらを用いたSSDが登場する可能性もあるでしょうが、そこでもまた登場時は価格が高いんでしょうね。

HDDは今や家電製品にも使われていますから、今後もHDDは転送速度なんかよりも大容量化が進み、3.5インチと2.5インチが主流となると思います。
1.8インチやそれ以下のHDDは姿を消し、SSDに置き換えられて行くでしょう。サブノートPCなんかにはSSD標準になるんじゃないでしょうかね。
デスクノートクラスのPCは今後も2.5インチHDDだと思いますが。

Posted by: しーぽん at 2007年06月25日 17:18

Sequential Read : 29.78MB/s → 81.98MB/s
Sequential Write : 25.21MB/s → 75.32MB/s
Random Read 512KB : 29.77MB/s → 81.78MB/s
Random Write 512KB : 0.290MB/s → 42.29MB/s
Random Read 4KB : 12.43MB/s → 29.79MB/s
Random Write 4KB : 0.088MB/s → 0.858MB/s

内容が間違えた。
HDD SIZE:SAMSUNG SSD 1000MB、右はMTRON SSDは50MBです。比べないです。
ここにhttp://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070623/sp_ssd.html
ご参考に

Posted by: ひろあき at 2007年07月14日 19:46
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