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2007年03月03日

R600を2基搭載したPCで1TFlopsの性能を実演

R600を2基搭載し、1つのPCケース内で1TFLOPSを超える性能を発揮する「Teraflop in a Box」のデモが先日行われたとのこと。

R600x2+Opteron搭載PCで1TFlopsの演算能力を実演 - PC Watch
汎用PCもテラコンピューティング時代へ - MYCOMジャーナル
AMD、テラFLOPSの壁を破るAccelerated Computingを披露 - ITmedia News
ATI R600 News - [H]ard|OCP (R600 2枚差しのPC写真あり)

(Accelerated Computingとは) 従来のx86プロセッサに加え、ストリームプロセッサなど、特定演算に特化した「コプロセッサ」を複数組み合わせることで高性能を実現する、同社のTorrenza構想の延長にあるものだ。(中略) 大量のコンピュータパワーを必要とする業界で大きなメリットを享受できるという。 (MYCOMジャーナル)

「Accelerated Computing」と呼ばれる技術が採用されている「Teraflop in a Box」の中は[H]ard|OCPによると、こんな感じ (345mmのR600を2枚差し!)だったようで、MADDのスコアは1018 GF/SEC (約1TFLOPS)と表示されています。

意外にも初のR600の公式デモ?はストリームプロセッサ用PCとして紹介されましたね。にしても「10年ほど前に最先端のスーパーコンピュータが達成した秒間1兆回の浮動小数点演算」が、今後は1台のPCでできるというのは圧倒的な技術革新を感じます。

関連情報
ATIのGPU上で汎用のストリームデータの演算が可能に

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Posted by nueda at 2007年03月03日 19:37 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

確かに面白い方向性ですが、単精度演算では本格的な科学技術計算には不足ですし、そもそもGPUである必要も無いし、なんか中途半端なアピールですね。
グラフィック性能でアピールして欲しいっす。

Posted by: テル at 2007年03月04日 13:20

グラフィックだけの為に高額、高消費電力なのではなく、他の所でも活かせるよ、と言うのはゲーマー以外へのアピールとしては良い方向性じゃないでしょうか。
とは言え、仰るとおり単精度演算じゃ辛いっすね

Posted by: なん at 2007年03月04日 13:59

確かにそんな高性能を自慢したいのならGPUの必要ないですよねw
科学技術や医療に生かせるしハードなゲーマーも満足できますよって
そんなニッチな層にアピールしてるんでしょうか。

企業ならこんなせこいシステム使わないでしょう。
どうみてもR600の遅れからくるAMDの焦りとしか見えませんね。
必死さが余計に伝わっちゃいます。

Posted by: RoHS at 2007年03月04日 14:59

アレですよね。需要と供給の順番がひっくり返っちゃってるというか、
どんどん突き進んで恐竜化してしまったGPUに、もっと説得力のある
存在意義を与えたいみたいな、チップメーカーの思いが見えるような・・。
全く個人的な意見ではありますが、PS3なんかにも見られるこういった
状況には、多少の同情も含め、それはそれなりに肯定的に見てます。

需要なんか知っちゃ事じゃない、良い悪いじゃなくて何がどこまで出来るかが
全てみたいな、ハッキリ言ってクリエイター側のエゴとも取れる跛行的な
進歩に見えますが、しかしそれと使う側、評価する側の論理はまた別というか
そんな事柄からは自由でしょうし、技術屋としては技術の極北を否定することは
自己否定と同じ・・とは同情し過ぎでしょうかね?・・。まぁお互い自由ですから。

で、じゃ実際これにお金を出せるかという問いには、それはまた別の話ですと(ォィ。
(PS3はBDのプレイヤーだと思って買いました(ぉ。音オタの感覚からすれば安い安いw)

Posted by: 通りすがり at 2007年03月05日 04:07

>音オタの感覚からすれば安い安いw
らしいですねぇ。知り合いの音オタも言ってましたw

Posted by: 魔法使いの弟子 at 2007年03月05日 22:46

なんか否定的な意見が多いですが、そんなことは無いでしょう。
GPGPUは世の趨勢で、そのためのDEMOってことでしょ。
マルチメディア系の処理はSP(単制度)で十分だし、SSEなんかの中途半端なものじゃなくて、
マルチストリームのリアルタイムエンコ/デコードとか、実時間より圧倒的に短い再エンコとか、
H264やさらに重いものへの対応とか、いろいろ考えられます。
しかも、いわゆるハードエンコーダーと違って、ソフトの個性で処理時間とクオリティーにさまざまな特徴がつけられて、
選択肢が広がるしね。
そういったことは、今までは重いゲームをする人間にしか用が無かったハイエンドGPUが、一般ユーザーに訴求する大きな力にもなるでしょ。
そのことで売れる数が増えれば、価格も下がって来るだろうし、影響はデカイと思うけど。
普及率が増してくれば、マルチメディア系だけじゃなくて、その性能を生かした新しいソフト/用途が出てくる可能性も高いしね。
まあとにかく、FP/Array=科学技術演算…みたいなことでは無いと思う。

Posted by: かっち at 2007年03月10日 15:28
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