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2006年12月22日

65nmのAthlon X2のパフォーマンスプレビュー

65nmのAthlon X2のパフォーマンスプレビューです。

65nm版Athlon 64 X2のパフォーマンスが振るわない理由 - The AMD's Cafe
AMD's 65nm Preview Part 2 - The Plot Thickens - AnandTech
・ その他 65nm X2のレビュー:AnandTechFiringSquadTech ReportPCPOP

12月はじめに発表された65nmプロセスのAthlon 64 X2ですが、プロセスが異なるだけの90nmと65nmのX2 5000+を比較した場合に、現状では65nmの方がメモリやL2のレイテンシーが大きいためにパフォーマンスが悪いようです。またクロックによってはせっかくのDDR2-800を活かせていないとのこと。

消費電力については確実に下がっていますから、65nm効果によるTDPの低減効果はありますが、高クロック版が発売されていないことからも想定できるように、OCマージンもあまりなさそう。

パフォーマンスの差をどこまで体感できるかは別にして、下がっているがわかると気分はいいものじゃないですね(^^;

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Posted by nueda at 2006年12月22日 07:12 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

L2のレイテンシ増加といえば、PrescottもNorthWoodより増加しましたっけ。
あの時は同時にL2のサイズも2倍になったので、明らかな低下は見られませんでしたが、
今回はL2サイズが変わらないので性能低下に直結してますね。
クロック耐性としては、AMDの初期モデルの耐性が低いのは恒例なので、時間が解決するかも知れません。
AMDが戦意喪失してなければ、ですが。

Posted by: wara at 2006年12月22日 12:42

戦意喪失しないでしっかりいいもの作って欲しいものです。
すぐにも新しいもの…とか、じゃなくていいから

Posted by: 一国民@蘭 at 2006年12月22日 13:11

レイテンシ増加で出荷クロックはほとんど変化なしではねぇ。
やはり65nm版はK8L待ちのようですね・・・

Posted by: saka at 2006年12月22日 23:06

65nm版4800+は4600+にモデルナンバーを変更した方が良いんじゃないですか?
あ、今のモデルナンバーは性能指標じゃなくて、単なる数字の羅列でしたっけ?

Posted by: 性能指標 at 2006年12月23日 08:40

メカうさぎさん、年内に買えてよかったね!
http://nueda.main.jp/blog/archives/002420.html

Posted by: 生うさぎ at 2006年12月23日 08:48

性能指標さん
> 今のモデルナンバーは性能指標じゃなくて、単なる数字の羅列でしたっけ?

基本的には以前決められた(ThunderBird頃か)、相対パフォーマンスの指標をベースにしてるかと思いますが、INTELとの性能差がわからなくなった時から、形骸化してるのは否めないと思います。

これらを踏まえての今のモデルナンバーって変じゃね?ってことなんでしょうね。
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-444.html

Posted by: nueda at 2006年12月23日 10:11

100MHz上げて+200´ω`)ノ
512KB上げて+200´ω`)ノ
って何だよ。ユーザーをなめんなよ!ゴルア(゚Д゚#)

Posted by: 生うさぎ at 2006年12月24日 00:40

今回の話はさすがについていけません。
65nmでパフォーマンスダウンしてもいいなんて誰が判断したのか、ひたすら低価格CPUを目指してそのうちCyrixみたいに買収されるつもりでしょうか。

その価格でもIntelのほうが順調に追い詰めてるし、ブラジル、ロシア、中国向けの売り上げで利益を上げられるのは今だけでしょうね。

Posted by: どうでもいいじゃん at 2006年12月26日 15:31

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0208/kaigai240.htm

この記事から、FXシリーズやOpteronでは低Vtのトランジスタを増やしてパフォーマンスを追求し、SempronやTurionでは高Vtの割合を上げて(パフォーマンスを犠牲にして)消費電力を下げているのではないかと推察されます。

Socket AM2になって少し消費電力が下がったときも、その分、同クロックでの性能が落ちているのではないかと危惧しました。DDR2になったことでカバーされているかもしれませんが。

その後AMDは、2次キャッシュを512KBに限ることで、低消費電力化と歩留まり向上による低価格化を進めました。

新しい65nmコアも、L2レイテンシを増やすことで更なる歩留まり向上を目指しているのかもしれません。

まるでAthlonシリーズ全体がだんだんSempron化しているようです。

クロックでも性能でもC2Dに適わないので、AMDとしては性能には目をつぶって低消費電力化と低価格化を進めるしかないのでしょうが、それでもintelに対抗できていない気が…。

Pentium Mが出た時点で、intelがNetBurstを捨てるという選択枝を想定して、AMDは対策を練るべきでしたね。

Posted by: zottocm at 2006年12月27日 02:04

DELLという巨大なOEM先の出現によって、最近のAMDはまずは
性能よりも「更なる歩留まり向上による安定供給」が優先されていると
いう感じは否めない感じを受けますからね。

Posted by: nueda at 2006年12月27日 03:11

>これらを踏まえての今のモデルナンバーって変じゃね?ってことなんでしょうね。

初のDualCoreの時、4800+って何?って思いましたが、単純に価格設定上の数字だった気がします。

>Pentium Mが出た時点で、intelがNetBurstを捨てるという選択枝を想定して、AMDは対策を練るべきでしたね。

K8L程度のものは、周到な対応策を練っていれば、Conroe投入前に出せたと思う。勿論Quadは無理だろうが、Dualなら可能だろう。
CoreDuoに64Bit拡張位のものは、AMDも予想はしていたでしょうが、本格的な拡張を、5年(開発終了は2000年末)もほおっていたツケが回ったような。

タイミング悪くAM2更新を入れたのも、OEM採用を視野に入れたものだったでしょうが、自作派からみると、システム総入れ替えになるという点で、C2Dと同じ立場に、自ら立ってしまった。

Posted by: 性能指標2 at 2006年12月27日 08:38

誤:5年(開発終了は2000年末)もほおっていた
正:数年間の開発期間を棒に振った
一方、Xscale, Itanium2, PentiumM, Pentium4と4つのプロセッサを開発/製品化出来る企業はTejasをキャンセルしてもSSSE3はキャンセルせずに済んだ。

Posted by: sugari at 2006年12月27日 17:13
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