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2006年09月26日

65nm版Athlon64 X2 4800+・4400+・4000+は仕様が違うみたい

65nm版Athlon64 X2 4800+・4400+・4000+は90nm時と仕様が異なるみたいです。

Big changes in the 65nm Athlon 64 X2 - HKEPC
65nm版Athlon64 X2は周波数が0.5倍刻みになる? - 北森瓦版

先日の記事で、65nmで最初に発売されるAthlon64 X2を紹介しましたが、一部の商品は既存のモデルナンバーとは異なる仕様になるようです。

まず06年のQ4に計画されている65nm版BrisbaneコアのAthlon64 X2のラインアップは以下のとおりで、4800+・4400+・4000+はクロックが100MHzアップし、L2が1MBから512KBに半減するというもの。この結果L2 512KBのAM2用X2は2Gから2.6Gまで100MHzごとに7種類ほどあることになります。

- X2 6000+ : 3.0GHz、1.0MBx2、90nm、TDP 125W、AM2、11月
- X2 5600+ : 2.8GHz、1.0MBx2、90nm、TDP 89W、AM2、11月
- X2 5400+ : 2.8GHz、512KBx2、90nm、TDP 89W、AM2、11月
- X2 5200+ : 2.6GHz、1.0MBx2、90nm、TDP 89W、AM2、発売中?
- X2 5000+ : 2.6GHz、512KBx2、90nm、TDP 89W、AM2、発売中?
--------------------------------------------------------
- X2 5000+ : 2.6GHz、512KBx2、65nm、TDP 76W、AM2、11月?
◎X2 4800+ : 2.5GHz、512KBx2、65nm、TDP 65W、AM2、11月?
- X2 4600+ : 2.4GHz、512KBx2、90nm 発売中
◎X2 4400+ : 2.3GHz、512KBx2、65nm、TDP 65W、AM2、11月?
- X2 4200+ : 2.2GHz、512KBx2、90nm 発売中
◎X2 4000+ : 2.1GHz、512KBx2、65nm、TDP 65W、AM2、11月?
- X2 3800+ : 2.0GHz、512KBx2、90nm 発売中

- FX-74 : 3.0GHz、1.0MBx2、90nm、TDP 125W S1207、クリスマス前
- FX-72 : 2.8GHz、1.0MBx2、90nm、TDP 125W S1207、クリスマス前
- FX-70 : 2.6GHz、1.0MBx2、90nm、TDP 125W S1207、クリスマス前

にしても200+の差って、同クロックならL2で1MBと512KBの差、L2が同じならクロックで100MHzの差なんですね。クロックで100MHz違いが200+になるのもなんだかねえ^^;

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Posted by nueda at 2006年09月26日 03:03 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

DELL様向けに大量生産大量販売に焦点を絞ったラインナップになりそうですね。
自作ユーザーは眼中に無しってことでしょうか。

Posted by: wara at 2006年09月26日 11:12

L2 1MB版が無くなってしまうとは言え、ベースクロックが100MHz刻みになることで、北森瓦版で推測されているように、DDR2 800のフルスペックを出せるようになるのなら、悪いことばかりではないかもしれないですね。

クロック100MHzがモデルナンバーで+100分になるのは、なんともいえないですけどX2のモデルナンバーの換算方からすると妥当なとこですね。

Posted by: なんば at 2006年09月26日 12:30

65nmでの生産に問題でもあるのでしょうか、TDPが異常ですね。Intelの新歪みシリコン技術の場合だと40%ほど下がるはずなので、89Wで54W、98wで59W、125wで75wとなるはずですが、5000+で76wというのが本当なら、89Wクラスで、20%ほどリーク電流が増大しているのでしょうか。intelの新歪みシリコン技術ではリーク電流を90nm比で四分の一に低減できるとの大本営発表がなされてますが実際どうなんですかね。

L2にモデル違いがあるならば、L3がある可能性はないですし、キャッシュ速度を上げてトランジスタの稼働率を向上したという線は薄くなるのですが、今回の場合は不明。

FPUの追加か、デコーダ、ロードストアユニットの強化のどちらかを導入しているならトランジスタの稼働率UPでTDPが上がったと解釈できますが、Rev.Gでそれはしないと言っていたはずなので、コア変更がないかぎり65nmでの生産に苦しんでいるとしか思えませんね。

Posted by: どうでもいいじゃん at 2006年09月26日 19:34

100Hz upかぁ・・
AM2のクロックによってはメモリ性能が使い切れないって問題からすると・・どれもコレもあてはまらないし。

人柱待ちかな・・

Posted by: 未樹 at 2006年09月26日 21:43

このモデルナンバー表を見る限り、65nmプロセスでは高クロック品が
まだ、うまく採れていないようですね。
まあ、AMDの正式発表前だから何とも言えませんが。
Rev.G(最初の65nmチップ)は確かにRev.Fをほぼシュリンク
しただけでコアにはほとんど手を付けていないと言う話ですね。

Posted by: ケンジ at 2006年09月27日 00:35

生産が異常だとかおかしいとか、
FX60の2.6G帯が125Wから76W事になってるのはスルーされてるのが悲しい。

どちらにせよメモコン改良には期待しています。
倍率0.5で誤魔化した等という事は無いように…。

Posted by: nameless at 2006年09月27日 04:15

>メモコン改良

あー、これはたしかに期待ですねー。
DDRの時のように、
DDR2でもおもわずニヤリとなる性能になれば
はっぴぃなのですが。

Posted by: rpq at 2006年09月27日 09:37

メモリーコントローラを改良して帯域2倍にしたバージョンは
Rev.H(いわゆるハウンドコア)からだと言われてますよ。
つまり07年前半中に出荷予定のものから搭載ですね。

ご存知とは思いますが念のため。

Posted by: ケンジ at 2006年09月27日 13:00

普通に
2.8G~800M
2.7G~771M
2.6G~743M
になるだけだと思うけどなぁ。

ただでさえ遅れている65nm化で、メモリーコントローラーの設計変える様な危ない橋わたるとは思えない、、、

Intelに比べて、クロック性能比が取れないから、その分安く売らざるを得ない。それは2次キャッシュの減量で補うというのがストーリーでは?

CPU 2枚は付け焼刃っぽいし、AMDはどのソケット買ったらいいのか混乱しますね。

Posted by: pig at 2006年09月27日 18:53

無理して買うことを考えることもなかろうに。

Posted by: ラゴン at 2006年09月27日 22:44

100MHz単位で刻んで売るのは、かなり逼迫しているんだろうね。
たとえば、本来200MHz刻みなら4600+で売らなければならないものでも、2.5GHzで動作するものは4800+で売れるためそれだけ儲かるからだ。

しかし、5000~3800+が4~1.5万円の間に入っているわけだが、そんなに刻んでどうする?って感じですが。

また、65nmプロセスで、あまり消費電力が下がっていないと言う意見がありますが、AMDはプロセスの途中で、新技術の導入など、改良を加え過ぎる為、完成度の低い新プロセスが、カリカリチューンの旧プロセスより劣る可能性はありますね。

逆にIntelは同一プロセス内では、あまり改良しない。

しかし、単純シュリンクで同一クロック比較でCore2よりTDPが高いですね。
これで、Conroe並みの拡張をしたら、さらに上がるだろうから、しばらく消費電力でも、不利な戦いが続きそうですね。

Conroeの場合、ロジック回路を細かいブロックでON,OFFしているので、回路増大がそのまま消費電力増大に、結びつかない。たとえば、トランジスタ数ではYonah→Meromで1.7倍に増えても、TDPは3Wの増加に留まっている。これはかなりのアドバンテージ。

SOIをもってしても、AMDが勝てないのは、この辺にも原因があるだろう。


Posted by: 3W at 2006年09月28日 08:41

ブロック単位での電源制御はYonahでも使ってるはずですが。
トランジスタ数が増えた、そのほとんどはSRAM(2次キャッシュ)です。
SRAMはトランジスタ数の割りに消費電力が少ないので、TDPはそれほど増えません。
K8でも、キャッシュサイズが変わってもTDPは同じです。

ConroeがP4に比べてとても優秀なのは確かなのですが、
Yonahと比べると大差が無いです。
Conroe登場前から、Yonahをクロックアップするとすばらしい
性能なのは良く知られてましたしね。

Posted by: ppp at 2006年09月30日 11:44

>ブロック単位での電源制御はYonahでも使ってるはずですが。

そのブロック単位をさらに細かくしたと、考えればいいでしょう。

たとえば、コアをわかりやすく”家”にたとえれば、夜、部屋から部屋に移動するとき、廊下の電気をつけますが、Yonahの場合、廊下全体の電気をつけていた。
Conroeでは、廊下の照明をさらに細かく分け、人の移動共に順々に明かりが付き、人のいるポジションだけ明るくなる、移動すれば、照明が消えるといった感じでしょうか。

まとめれば、
Athlon64は、家全体の照明をON,OFF。
Yonahは部屋ごとにON,OFF。
Conroeは人の居るポジションだけON。それ以外はOFF。

よって、家全体をOFFにしている(アイドル状態)のなら、すべてのCPUの条件は同じ。
ただ、人か活発に動き出すと、Conroeのほうが圧倒的に有利です。

>トランジスタ数が増えた、そのほとんどはSRAM(2次キャッシュ)です。

違いますね。確かに、トランジスタ増加の総量でいえば、大半はキャッシュだが、ロジック回路のトランジスタも増えています。また、回路自体も大きくなっています。

参考記事は失念しましが。(確か大原氏の記事だったと思う)

そこでの記事を参考にすると、Yonahはキャッシュを除く、ロジック部分でのトランジスタ量は、約1900万トランジスタ。
一方Conroeは3200万トランジスタ。
こんな数字を出さなくとも、マイクロアーキテクチャの改良内容を見ていれば、相当数増えているのは確実ですね。

Posted by: 33W at 2006年09月30日 20:33

確かにConroe/Meromではクロックゲーティングをはじめと
する「使っていない部分の電力消費を下げる」機能が強化
されたようですが、高負荷なTDPの測定状況下でロジック
部のクロックゲーティングが有効に作用するとは
考えにくいですね。

したがってTDP増大抑制に効果があるか、となると疑問です。

Posted by: 通りすがられ at 2006年10月01日 21:13

電力管理で性能下げないでTDP下げるためには、トータルで制限越えないように「演算回路が熱出してたらキャッシュを削る」とかでもやんないと無理っぽいけど。

パートごとに電圧変えたほうがいいような気もする。

Posted by: pig at 2006年10月04日 17:26
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