2005年05月06日
デュアルコアのOpteron 100シリーズはSocket939に
デュアルコアのOpteron 100シリーズはSocket939対応になるようだ。
・AMD dual-core Opteron 100 series to be Socket 939 - DigiTimes
デュアルコアのOpteron 100シリーズは今後はSocket939対応になり、まずは今年の第3四半期に発売されるようだ。Socket940最後のOpteron 1xxシリーズは、2.6GHzのOpteron152(シングルコア)になる見込み。
エントリーレベルのサーバーやワークステーションセグメントを狙うためにシングルソケットマザーボードは運用も安価にできるSocket939に移行するというのはわからないでもないけど、Athlon 64 X2との差別化はどこでするんだろうか?
- Socket939:通常のDDRでOK(unbuffered)、4層基板(6層よりも5US$安価)
- Socket940:RegisteredタイプDDRが必要、6層基板
例えばL2サイズが512KBx2は64 X2ブランドで、L2 1MBx2はOpteron 1xxブランドだとパフォーマンスによる明確な線引きが可能なのだろうけど、そんなことはありえないわけですし、今後AMDがどのようにユーザーを納得させて棲み分けさせていくのか興味深いところですね。
Posted by nueda at 2005年05月06日 11:07 JST | トラックバック | ホームに戻る
OpteronのメモリコントローラがReg対応であり、
Socket940あるというのは二次的要素でしょう。
(Athlon64のMCも中を覗けばReg対応の部分が
無効になっているだけだとも考えられます。)
つまり、OpteronのメモリコントローラからReg対応を
削除すればSocket940でもunbufferedが使えると思い
ますし、A64のMCのReg対応を有効にすればSocket939
でもReg対応になるんじゃんないかと。
一般向けにもデュアルチャネルメモリインターフェースを導入することを決めたときに、
それまで利用していたSocket940ではなく、新しくSocket939を作らざるを得なかったのは、
Socket940ではピン配列の関係でUnbuffで4層のMBを作ることが難しいから、と聞いたことがあります。
Socket939+Athlon64でもRegisteredはいちおう使えますから
いかにもありそうな話ではありますが、最初から939を作らなかったのはAMDのミスという感じはします。
もっともサーバ向けCPUと一般向けCPUのソケットを統一することに
どれだけの意味があるかはちょっと分かりませんが。
そもそも1xxシリーズは売れてるんでしょうかね。
Crayのスパコンに搭載されてた気はしますけど。
アスロン64の2代目デュアルコアがsocketm2になっても
opteronを使えば939pinで2代目デュアルコアが使えるという事でしょうか。
939になるということは、FX/64と同じソケットを使うということでしょうから、
SocketM2に収束されるのではないでしょうか。
http://www.computerbase.de/bild/news/9911/1/
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