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INTELのデュアルコアCPUは上半期中に発売

INTELのデュアルコアCPUは2005年第2四半期、つまり上半期中に投入されるようだ。帝國の逆襲のはじまりか？

INTELのデュアルコアCPUは2005年第2四半期、つまり上半期中に投入されるようだ。

・ Intel、デュアルコアCPUのシリコンを生産開始 - PC Watch
・ Intel、第2四半期にPC用デュアルコアチップ2機種を発売へ - ITmedia
・ Intel Initiates Production of Dual-Core Pentium 4 Extreme Edition Chips. - X-bit labs
・ AMD loses dual core race - The Inquirer

05年下半期に発売予定だったINTELのデュアルコアCPUの発売が前倒しになり、上半期中に発売されるようだ。最初にリリースされるのは、Extreme EditionとSmithfieldで、対応するチップセットは955X/945ということだ。

SmithfieldはPrescottの後継になるLGA775の90nmプロセス製造のデュアルコアCPUで、それぞれのコアに1MBのL2を持ち、 AMD64互換EM64TやSpeedstep、eXecute Disable Bitに対応する。Extreme EditionについてはHyper-Threadingを搭載し、1つのコアあたり2スレッド、つまりOSからは2x2で4つのCPUに見えるというだ。

X-bit labsによると、ダイサイズは215mm2で、TDPは130W(現状のプレスコットは115W)、FSBは800MHzという。予想されるクロックは以下のとおり。
- 840 : 3.2GHz、530US$
- 830 : 3.0GHz、316US$
- 820 ：2.8GHz、241US$
Extreme Editionについては詳細が不明だが、999US$ではないかとある。EEのエンコード速度は侮れないでしょうなぁ。

なお955X/945チップセットは、以前にも紹介済だが、以下の仕様のようだ。
- FSB 1066/800/533 サポート
- DDR2 667/533 サポート
- i955Xは8GB ECCメモリサポート
- i945PはGMA950内蔵
- 新サウスICH7：HD Audio、SATAIIx4 (NCQ、RAID0/1/5/10、MatrixRAID)

チップセットのパフォーマンスを考えると、最初にリリースされる820/830/840はAMDよりも早く発売することを目的にしたダウンスペックのようにも感じられるけど、こういうプロパガンダはINTELは上手いからなぁ。

にしても、とうとう本宅的なデュアルコアレースがスタートしましたね。うむ。