2004年09月26日
Mobile Athlon XP-M 2600+ (SocketA)を2.6Gで駆動したベンチマーク
Mobile Athlon XP-M 2600+ (SocketA)を2.6Gで駆動(4000+相当)したベンチマークが掲載されている。
Over clocking miracle mobile AMD CCU XP-M 2600+ - K7Jo.de
一部のSocketA愛好家に根強い人気を誇るSocketA互換のAthlon XP-M。
本来はノートPC用のモバイルAthlonなのだが、好まれているのは以下の理由による。
・倍率が任意に変更できる (最近の2500+は11倍の固定)
・オーバークロック耐性が高いといわれ、SocketA最速が目指せる
・コア電圧が低い (デフォルトで1.45V)
・CrystalCPUIDを使えば、負荷に応じて動的に倍率変更ができる
(ワタシもAthlon XP-M 2600+使っていますが、エンコードやゲーム時は2.2Gで使い通常は1Gになるように設定しています)
今回のベンチに使われている構成は以下のとおり。
・CPU：Athlon XP-M 2600+ (AXMG2600FQQ4C IQYHA0401XPMW)
(本来は2.0G/133*15動作のCPUです)
・マザーボード：EPoX 8RDA+ Rev.2.2 (nForce2 Ultra 400)
・クーリング：Innovatek water cooling system (CPUとノース)
・メモリ：Twin MOS PC3200 CL2.5 @CL2.0 (Winbond BH-5) 256MBx2
ベンチマークは以下のクロックにて比較されている。
・Athlon XP-M 2600+：2,600/FSB 208x12.5 (4000+相当)
(CPU：1.775V、AGP：1.5V、DIMM：2.77V、VDD：1.6V、MEM：2-2-2-11)
・Athlon XP-M 2600+：2,604/FSB 217x12.0 (4000+相当)
(CPU：1.775V、AGP：1.5V、DIMM：2.90V、VDD：1.8V、MEM：2-2-2-11)
・Athlon XP 3200+：200x11 (ベンチ比較用デフォルト設定)
・Athlon 64 3000+：200x11 (ベンチ比較用デフォルト設定)
さすがに2600駆動でベンチはいいのだが、ベンチによってはAthlon 64 3000+とほとんど変わらないことがある。SocketAにこだわって最速を狙うのなら必須アイテムなのは間違いないが、Athlon64も以前のような割高感が薄れてきたので、マザーから買い直すのならちょっとね。
通販情報 (クレバリー)
Athlon XP-M2600+、 Athlon XP-M2500+、 Athlon XP-M2400+
なお、動作保証は一切ないので導入は自己責任で。導入される場合はネットでいろいろ調べた方がいいです。
これはワタシの事例：モバアス2600+をA7V880に載せてみた
Posted by nueda at 2004年09月26日 12:34 JST | トラックバック | ホームに戻る
モバアスって 上から下まで ホントよく粘りますよね。
かなりおいしいです。
今回ひっぱってきたベンチは「水冷」ってとこがミソですが、
SocketAの最後を飾るにふさわしいCPUですよねー。
もっと早く買えばよかったです(^^;
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)
