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2004年07月08日

A7V880をメインで使うと決めたよ

先日の「マザーボードをA7V880に戻した話」で「うちの環境ではメモリパフォーマンスが落ちている」と書いたが、いちおう解決した。

BIOSを1004更新後に以下のスコア程度しか出なくなり、メモリの設定をいろいろ試したみたのだけどなぜかスコアが上昇する気配がなかった。(Athlon XP 2100+で166*13駆動時)
・HDBENCH 3.30:MemoryR/25343、MemoryW/41203、MemoryRW/44632
・SuperPI 104万:1分1秒

その時の拡張スロットの構成は以下の通り。
・AGP:AOpen Geforce FX 5900 XT
・PCI#1:なし
・PCI#2:Adaptec 19160
・PCI#3:SB Audigy
・PCI#4:ELSA EX-VISION 700TV
・PCI#5:NO-PCI/LTD

A7V600でも104万で55秒程度は出るので、これではいくらなんでも遅すぎる。
そこでBIOS 1003までLAN切断の原因になっていたSB Audigyを外してみた。
(1004のBIOS 改善点に"Fixed onboard Marvell LAN could not be used when plug a audio sound PCI Card."と書いてある)
するとあっさりベンチのスコアが上昇した (;´Д`)
・HDBENCH 3.30:MemoryR/29376、MemoryW/48215、MemoryRW/51588
・SuperPI 104万:52秒
SuperPI 104万@A7V880

この52秒というスコアはnF2なFSB200の人から見るとたいしたスコアではないが、A7V600と比較すれば同じCPU、同じメモリで55秒から3秒短縮されたわけだから、ワタシ的にはKT600 → KT880へ移行した意味があるというものだ。

もっともSB Audigyをはずしたままというわけにはいかないので、試行錯誤の末に最終的には以下のPCI構成になった。ベンチも上記の改善後のスコアを維持し、もっさり感はない。
・AGP:AOpen Geforce FX 5900 XT
・PCI#1:Adaptec 19160 (USED)
・PCI#2:NO-PCI/LTD (AGP、#5と共有)
・PCI#3:SB Audigy (USED)
・PCI#4:なし (オンボードGbEと共有)
・PCI#5:ELSA EX-VISION 700TV (AGP、#2と共有)

参考までにA7V600と880での比較を。(Athlon XP 2100+で166*13駆動時)
・A7V600:MemoryR/27434、MemoryW/39817、MemoryRW/42159、PI 1M 55秒
・A7V880:MemoryR/29376、MemoryW/48215、MemoryRW/51588、PI 1M 52秒

正直な話、A7V880は購入前のイメージほどはいいマザーボードとは思わないが、
・BIOS 1004でオンボードGbEの断線がなくなった
・メモリのパフォーマンスはA7V600よりも上昇した
・ELSA EX-VISION 700TVも特に問題なく動く
・WPCREDITによる設定変更でアイドル時のCPU温度が低下した (6度以上違う)
→ 詳細は CoolON のBBSで。下のは設定後の画面。


ということで、ワタシのFSB166の使用環境では及第点を上げてもいいかと思う。
もう少しメモリが速くなればいうことないのだけど、まあ最初の暴れぶりから考えるとね。
(A7V133はBIOS更新でメモリ周りが速くなったことがあり、実は期待している^^;)

一時期まじで売り払おうとしたけど、なんとかなってよかったかなと。
これでA7V600無印をやっと売却できるというもんだ。

なお、BIOS 1004では、8月から発売される予定のSocket A版Sempron 2500+・2600+・2800+をサポートしているようだ (Add Support K7 Sempron CPU code.) 。これでまだまだ使えるだろう。

関連情報
A7V880のオンボードLAN トラブル
「A7V880」でサイト内を検索
A7V880 商品情報 - ASUS

Posted by nueda at 2004年07月08日 02:49 JST | トラックバック | ホームに戻る
コメント

解決するまで結構苦労されましたね。購入されたときから経過を見ていましたが、とうとう物にされたようでよかったです。
と、いうことは939化はまだまだ先になりそうですね。
私は、F1明けがいつも システム変換の時期にしています。
いわゆる PCのシーズン開幕みたいな・・・。

Posted by: π氏 at 2004年07月08日 10:03

24時間連続で動かすとかしてないんで、
うちの場合はOKの敷居が低いんですけどね^^;

939については、いつになるのか未だわからないですね。
これは先になるというよりも気分の問題ですから、
移行するときはあっさり決めると思いますw
ただ、CPUの値段がもう少しなんとかならないとねー。

Posted by: nueda at 2004年07月08日 12:55

初めまして、こんにちは。
しばらくPCの自作関係からは離れていた者なんですが、あらためて今現在、様々な規格や事情が林立する状況になっていたことに戸惑いながらも、大変興味深く、こちらの内容を拝見させて頂きました。

なにぶんそうした人間ですので、日付的にも遅ればせながらの書き込みな上に、いくぶん、的外れなものになってしまうかもしれませんが、KT880に関して少々お尋ねさせて下さい。

以下のページの最後のほうの記述によると、
http://pcweb.mycom.co.jp/cgi-bin/print?id=15512
VIAのIntel向けチップのPT880は発熱が抑えられているということになっているのですが、同じVIAのAMD向けKT880も、同じように発熱が抑えられた部品になっているのでしょうか。

単に、両者の型番が似ているということからの連想に過ぎないのですが、KT880の前身のKT600の場合、以下のページの右側カラムの文章において、
http://www.sbpnet.jp/vwalker/review/art.asp?newsid=6142
発熱はすさまじい、との表現もありましたので、この点に関してKT880でなんらかの改善がなされているのであれば素直に素晴らしいなとも思うのですが、いかがなものでしょうか。

Posted by: アスラン at 2004年09月25日 20:28

まずワタシの場合、AthlonXPのチップセットはSocketA以降、
KT133A → KT333 → KT600 → KT880と経てきましたが、
ノースにファンがあったのはKT133Aだけでした。

パソコンの使い方としては、極端なオーバークロックを行う、
常時エンコードする、3Dゲームを延々するなどの
ヘビーな使い方はしてませんので、PCが落ちることもほとんどなく、
特にノースが熱いというのはほとんど気にしたことがありません。

熱いということなら、nForce2の方がすごいかもしれませんね。

Posted by: nueda at 2004年09月25日 21:03

早速、ありがとうございます。
AthlonXPのコストパフォーマンスの良さ、CeleronDの発熱性などから、今、組むなら、AMDの方向かなとも考えていたのですが、nForce2に始まり、ノースの熱さを指摘する文章を他で見かけるにつけ、むしろNorthwood+PT880でまかなうあたりが、熱対策の面で有利かなと思い始めていました。

頂いたお話から、少なくともVIAに関してはさほどシビアに考えなくても良いようで安堵いたしました。
KT880は比較的新しいチップのわりにお手頃な価格にしている店も多く、非常に狙い目ですね。

Posted by: アスラン at 2004年09月25日 22:43
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