2004年06月07日
「X800 ProをX800 XT化に成功」をさらにわかりやすく解説したガイド
先日「Radeon X800 ProのX800 XT化に成功」の記事を紹介したが、さらにわかりやすいガイドが掲載された。
Radeon X800Pro to X800XT MOD Guide - PCUNLEASH.com
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前回紹介した「Radeon X800 ProのX800 XT化に成功」は「X800 Proのチップ右上にあるドットの1-4の間は切断されているのだが、ここをナイフで削って再度接続し直すということらしい。」という内容であったのだけど、今回のガイドは写真と英語の解説付でそれがさらにわかりやすく書かれている。
まず用意するものは、伝導性のペン、爪楊枝、アセトンおよびマニキュア。爪楊枝を使うのは鋭利な針やピンがコアを破損するのを防止するためのようだ。作者は韓国人のようなので、「爪楊枝」という小道具が妙に泣かせるw
接続する場所は前回と同様だが、今回は1-4を伝導性のペンで接続して上からマニキュアを塗っている。マニキュアを塗ることで粘着性が安定し持続するようだ。
ただし、ここは非常に大切なポイントなのだけど、
・X800XT PEのシリアルマーキングはすべてGA9000.1(それは1で終わる)である
・X800XTへ変わることができたカードがすべてGAXXXX.1と最後が.1である
・GAXXXX.1で終わらなかった2、3のX800Proをテストしたが、それらはX800XTにならなかった
うーん、ここは無茶大事やん。しかも外から見えないから、昔のK75みたいにX800 Proくじが始まるのかな(~~;
成功例:GA8999.1、G62744.1.W02
失敗例:GA8993.5
最後にはX800XT用のBIOSに書き換えているのだが、これのセットもダウンロードできるようになっている。実際ダウンロードしてみたが、「SapphireX800Pro.ROM」や「X800XT.rom」というROMファイルが入っていた。
ベンチマーク時にはコア・メモリクロックはX800Proと同等(コア475MHz/メモリ900MHz)だが、パイプライン数が12 → 16になったことで、スコアが10208 →11025と10%程度上昇している。
「これならなんだかできそうだな」って気にさせるガイドではあるけど、なんせコア次第だなー。
お約束ですがこうした改造は自己責任で。自信のない人はXTを買いましょう(~~;
関連情報
・ Radeon 9800 SEをRadeon 9800 Proにする方法
・ RADEON X800の各社商品情報
Posted by nueda at 2004年06月07日 23:41 JST | トラックバック | ホームに戻る
興味ある記事なんですが、Proの方もまだまだ高嶺の花なので
裾野の花になった頃チャレンジしてみようかな。その頃には当たりくじの引き方も解決されてるかも。
ある掲示板で、「最後が.1なのに16パイプラインできなかった」との投稿を読んだことがあるので、
この例が実際どこまで有効なのかはまだ未知数ですね。
AthlonK75の殻割くじのときは、ロット番号という外から見える要素があったのでまだラクだったんですけどね^^;
π氏さんには既出ですが、これは「当たりK75」による写真っす。
http://nueda.main.jp/blog/archives/images/k75_alpfa.jpg
はじめまして。
このところ毎日立ち寄らせてもらってます。
上で紹介されたPCUNLEASH.comをその後も追ってたところ、
動きがありました。
残念ながらVIVOモデル限定ですが、かなり高い確率で
Pro>XTPE 化出来るようです。
(元々何か裏があって、XTPEをProとして売ってた印象ですし、、>VIVO)
当家でもSapphireVIVOが目出度くXTPEに出世出来ました。お礼も兼ねてご報告まで*^^*
ttp://www.xtremesystems.org/forums/showthread.php?postid=480077#post480077や、
ttp://forums.overclockers.co.uk/showthread.php?threadid=17245278&perpage=30&pagenumber=1あたりも、
盛り上がってるみたいです。
こんにちはー。
> 残念ながらVIVOモデル限定ですが、かなり高い確率で
> Pro>XTPE 化出来るようです。
なるほど。貴重な情報ありがとうございました。
そっち方面で情報追いかけてみます。
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