2014年07月31日
AMDが64bit ARMベースのOpteron A1100シリーズの開発キットを出荷開始したことを発表
・ ARM-based Opteron now available in $2,999 developer kit - Tech Report
・ AMD Announces the Availability of 64-bit ARM Opteron Developer Kits
AMDがコードネームが"Seattle(シアトル)"というAMDの最初の64bit ARMベースのOpteron A1100シリーズの開発キットを出荷開始したことを発表しました。AMDはソフトウェア開発者やインテグレータ向けに、標準のARM Cortex-A57ベースのサーバープラットホームを提供する最初の企業になります。
開発キットは4コアのCortex-A57のOpteron A1100シリーズをベースにしており、マイクロATXマザーボードはこの64bitチップを中心に、16GB DDR3のRegistered DIMM、複数のPCIeスロット、8個のSATAコネクタを搭載。FedoraベースのLinuxディストリビューションも含まれます。価格は2999米ドルです。
後藤弘茂氏のARMコアとx86コアを同等に扱うAMDのCPU戦略 - PC Watchによると、「AMDが現在目指しているのは、ARMコアとx86/x64コアを同等の重要度で扱う『Ambidextrous(両手利き)』戦略だ。x86/x64がメインでARMがサブなのではなく、x86/x64とARMを同等の位置のプロセッサにしようとしているように見える」とのことで、AMDの多くの製品分野で、x86/x64版とARM版が併存することになるとのこと。Cortex-A57を搭載したOpteron A1150は今年後半に投入される予定になっています。
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Posted by nueda at 2014年07月31日 02:17 JST | トラックバック | ホームに戻る
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