2014年02月14日
東芝がニアライン向けの最大5TBのHDD MG04ACAシリーズとMG04SCAシリーズを発表
・ 業界最大容量の5TBのニアライン向け3.5型HDDの製品化について (プレスリリース)
・ 製品仕様 : MG04ACAシリーズ (SATA) 、MG04SCAシリーズ (SAS)
東芝が、データセンターや大型サーバーなどで使われるニアライン向けの大容量HDDとして最大5TBを実現した、SATAインターフェースの「MG04ACAシリーズ」とSASインターフェースの「MG04SCAシリーズ」を発表しました。各インターフェース用に5TB/4TB/3TB/2TBがラインアップされ、2月下旬からサンプル出荷を開始されるとのこと。
MG04シリーズはディスク1枚あたり最大1TBで、ヘリウム充填HDDを除いて最大の容量となる5TBを実現。また従来のMG03ACA400 4TBは最大データ転送速度が 165MB/sでしたが、MG04ACA500 5TBは205MB/sと約24%も高速化されています。
さらに既存の4TBと今回の5TBで消費電力が同じため、エネルギー消費効率が約20%向上しています。またSATAの「MG04ACAシリーズ」のバッファは既存モデルの2倍となる128MB、SASの「MG04SCAシリーズ」のバッファは64MBになります。
また、廃棄や再利用時に記録されているデータを瞬時に無効化する「Sanitize Device Feature set」を搭載しているために、中古で引き取ってもらう時にデータ削除にあまり手間がかからないのがいいですね。
ヘリウムガスを充填させた6TB HDDのHGST Ultrastar He6 "HUS726060ALA640"は先週末に秋葉原で発売されましたが、このHDDも近いうちに発売されるかもしれません。
ストレージもどんどん大型化されるとHDDの信頼性が気になってきますが、6TBはHGST、5TBは東芝と日本のメーカーが関与しているため、ずいぶん安心感があるような気がします。
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Posted by nueda at 2014年02月14日 00:20 JST | トラックバック | ホームに戻る
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