2013年04月18日
グラフィックカードのリテール市場でPalitが1位、SapphireとZOTACを展開するPC Partnerが2位に
・ Palit, PC Partner surpass Asustek in graphics card market share - DigiTimes
・ Palit and PC Partner Beat ASUS in Graphics Card Market Share - techPowerUp
グラフィックカードの全世界のリテール市場でASUSを抜いて、台湾資本のPalit Microsystemsが1位、香港資本のPC Partnerが2位になりました。
Palitは他のブランドの合併や買収を通じて当初のODM生産から自社ブランドによる販売やNVIDIAプラットホームに特化することで、グラフィックスカードのビジネスを拡大。Palitは現在Palit、Galaxy、Yuan、Gainward、Vvikoo、XpertVision、Daytonaのブランドでグラフィックスカードを販売しています。
日本では聞き慣れないPC Partnerは、AMDプラットホームはSapphireブランド、NVIDIAプラットホームはZOTACブランドで、グラフィックスカードを販売しています。ASUSは従来はグラフィックカードベンダーで首位か2位でしたが、今回はMSI、GIGABYTEに次いで3位となっています。
なお、中国のグラフィックカード市場では、ASUSやMSI、GIGABYTE、TUL(PowerColor)といった台湾大手には高い関税がかけられるため価格競争力が弱く、ASUSでさえ5~6位で、首位は大陸系のCOLORFUL(七彩虹)になります。
Palitがこれほど大きなシェアを持っているとは驚きでした。外からは「Palit」しか見えないですからね。グラフィックカードのブランドは多々ありますが、意外と見えないとこではいろいろと繋がっているんですね。
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Posted by nueda at 2013年04月18日 02:27 JST | トラックバック | ホームに戻る
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