2013年03月24日
INTELのPentiumブランドが誕生20年に
INTELがPentiumブランドのCPU(P5)を発表したのは1993年3月22日で、今年はPentiumブランドの20周年になります。
・ インテル Pentium プロセッサ 20周年 (コマーシャル動画集) - Engadget J
・ インテルの「Pentium」ブランドが誕生20周年を迎える - ガジェット速報
Pentiumは、同社のプロセッサであるi486の後継製品である。当初は80286や80386、i486に続く新たなプロセッサの名称としては"80586"または"i586"が予想されたが、短い数字とアルファベットの単純な組み合わせだけでは商標として認められず、ブランド名として確立するために、"5"を意味するギリシア語のPentaと要素を表すラテン語のiumからPentiumという造語を生み出した。 Intel Pentium (1993年) Wikipediaより
5世代めのプロセッサとして命名されたPentiumは、Windows95の追い風もあって大ヒットし、以降はプラットホームが変わっても、Pentium II、Pentium III、Pentium 4、Pentium D、Pentium M、Pentium Proなど、INTELのプレミアムブランドして使われてきました。ちなみにCeleronは1998年に登場しています。
2006年のCoreシリーズの導入にともない、Pentiumブランドはいったん廃止されることが決定されましたが、中国やインドなどの成長市場でのブランド認知度の高さなどもあって2007年からはバリューブランドとして復活し、今に至ります。
参考までに初代Pentiumと最新のCore i7の比較は以下のようになります。20年で、1コアから今は4コア(4C/8T)+GPU内蔵に変わりましたね。
- 初代Pentium : 60/66MHz、トランジスタ 約310万、800nmプロセス
- Core i7-3770K: 3.5GHz、トランジスタ 約14億、22nmプロセス
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Posted by nueda at 2013年03月24日 14:00 JST | トラックバック | ホームに戻る
懐かしいですね。
当時は486が全盛期で、Windows Chicago が出るとかどうとか、
さらには 486マシンなのに、将来 Pentium に乗せ換えられるよ!とか
かなり ワクワクした話題が多かったと思います。
i486DX ODP(AMD)とかの時代でしたなぁ。
インテルが互換チップを締め出す為に仕掛けた一手でしたな。
実際の所、最適化が全然で”MMX”が出るまでは乱世でしたねぇ。
Posted by: i7 市民 at 2013年03月28日 18:46(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)