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Toshiba Electronics Europeが19nm MLC NANDを搭載したSSDを発売

Toshiba Electronics Europe (TEE)が自社製の19nm MLC NANDを搭載したSSDを欧州で発売することをリリースしました。東芝は19nm NANDを搭載したSSDを世界で最初に開発したメーカーです。

・ Toshiba Announces Availability of 19 nm NAND SSDs - techPowerUp
・ 製品情報 ： THNSNHxxxGBST 製品仕様(PDF)、THNSNHxxxGBST 製品紹介

今回リリースされたのは、日本では東芝 HG5dシリーズと紹介されているTHNSNHファミリーで、2.5インチ/9.5mm厚、2.5インチ/7mm厚、mSATAの3種類のフォームファクターがラインアップされています。

以下はHG5dシリーズ 3モデルの仕様と1つ前のモデルとなるHG5シリーズの仕様の比較です。HG5dシリーズのランダムパフォーマンスは不明ですが、HG5シリーズよりも改善されているのではないでしょうか。

●HG5dシリーズ / THNSNHxxxGBST (2.5インチ 9.5mm厚、19nm MLC NAND)
- 512GB ： SR 534MB/s、SW 482MB/s
- 256GB ： SR 534MB/s、SW 482MB/s
- 128GB ： SR 534MB/s、SW 471MB/s
- 60GB ： SR 534MB/s、SW 450MB/s

●HG5dシリーズ / THNSNHxxxGCST (2.5インチ 7mm厚、19nm MLC NAND)
- 512GB ： SR 534MB/s、SW 482MB/s
- 256GB ： SR 534MB/s、SW 482MB/s
- 128GB ： SR 534MB/s、SW 471MB/s
- 60GB ： SR 534MB/s、SW 450MB/s

●HG5dシリーズ / THNSNHxxxGMCT (mSATA、19nm MLC NAND)
- 256GB ： SR 534MB/s、SW 471MB/s
- 128GB ： SR 534MB/s、SW 471MB/s
- 60GB ： SR 534MB/s、SW 450MB/s

【参考】HG5シリーズ /THNSNFxxxGBSS (2.5インチ 9.5mm厚、19nm MLC NAND)
- 512GB ： SR 524MB/s、SW 461MB/s、RR 80K IOPS、RW 35K IOPS
- 256GB ： SR 524MB/s、SW 461MB/s、RR 80K IOPS、RW 35K IOPS
- 128GB ： SR 524MB/s、SW 461MB/s、RR 80K IOPS、RW 35K IOPS
- 64GB ： SR 524MB/s、SW 440MB/s、RR 50K IOPS、RW 25K IOPS

昨年4月に発売された東芝製のSATA 6Gbps対応120GB SSD、SSDN-3T120BのコントローラはSandForce製のカスタムモデルといわれていましたが、今回はどうなのでしょうか？ 東芝製ということなら、買ってみようかな。

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