2012年09月26日
東芝がNANDキャッシュを搭載した2.5インチのハイブリッドHDDのサンプル出荷を開始
東芝が8GB SLC NANDを搭載した2.5インチのハイブリッドHDDのサンプル出荷を開始しました。
・ 東芝、NANDキャッシュ搭載の2.5インチハイブリッドHDD - PC Watch
・ 東芝 ニュースリリース
・ 東芝 ハイブリッドドライブカタログ (PDF)
東芝のハイブリッドHDDは、8GBの32nm SLC NANDをキャッシュメモリに活用することで、SSDの高速性とHDDの大容量を活かしたドライブです。従来のHDD比でライトやリードなどの性能を約3倍高速化し、アプリケーション起動時間では40%程度短縮することも可能です。
ハイブリッドHDDには1TBのMQ01ABD100Hと750GBのMQ01ABD075Hの2機種が用意され、本日からサンプル出荷が開始されたとのこと。仕様はSATA 6Gbps対応で、回転数は5400rpm、バッファサイズは32MB(相当のHDDは8MB)、9.5mm厚、1TB/750GBともに2プラッタ構成になります。
ハイブリッドHDDといえば、現在はSEAGATEの第2世代のハイブリッドHDD Momentus XT 750GBが発売中(私も使用しています)ですが、パフォーマンスと容量と価格のバランスが悪いのかあまり売れている感じではありません。東芝がハイブリッドHDD市場へ参入することで、コストパフォーマンスがアップすればHDD、SSDに次ぐ、第3の製品になる可能性もあるので、今後に期待です。
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Posted by nueda at 2012年09月26日 03:44 JST | トラックバック | ホームに戻る
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