2012年09月16日
HDD内部にヘリウムガスを充てんした「シールド・ドライブ」は2013年半ばに登場
HGSTがHDDの内部にヘリウムガスを充てんした新しいHDDプラットフォーム「シールド・ドライブ」を2013年半ばに製品化すると発表しました。
・ 米HGST、消費電力を23%低減するヘリウムガス充てんHDDを製品化 - PCオンライン
・ プレスリリース - HGSTジャパン
通常のHDDは内部に空気が入っていますが、シールド・ドライブは空気に比べて気体密度が7分の1程度しかないヘリウムガスをHDD内部に充填するというドライブ。ディスクやヘッドにかかる抵抗が小さくなるため、駆動部の消費電力を低減させたり、振動が抑えられるために設計の自由度が高まり、搭載できる円板が従来の最大5枚から7枚に増加できるとのこと。
PCオンラインによると、消費電力は23%低減し、ディスクの搭載枚数を増やすことでTB当たり消費電力は約45%改善。さらに静音性や動作温度も改善し、動作温度も4度低くなることを確認したとあり、シールド・ドライブによって多くのメリットが得られています。
HDDの容量アップといえば、プラッタサイズの増加くらいしか思いつかないのですが、シールド・ドライブって素人目にも「ブレークスルー」を感じさせる技術という印象受けます。来年には5TBや6TBのHDDがリリースされるのかもしれません。
競合のSEAGATEに対して大きなアドバンテージになると思いますが、SEAGATEはどのように対抗してくるのでしょうか。
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Posted by nueda at 2012年09月16日 12:21 JST | トラックバック | ホームに戻る
>203年
>5GBや6GBのHDD
お疲れですか。
ミスの指摘をありがとうございます。
うちの家ではTBなHDDを1台も常用していないこともあって、
ついGBって書いちゃうんですよね^^;
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)