2012年05月18日
NVIDIAがKepler世代のフラッグシップGPUとなるGK110を公開
NVIDIAは自社の技術カンファレンス「GPU Technology Conference(GTC)」で、Kepler世代のフラッグシップGPUとなるGK110を早くも公開しました。
・ NVIDIAが世界最多トランジスタ数のチップ「GK110」を公開 - PC Watch
Keplerアーキテクチャとして最初にリリースされたGeForce GTX 680に採用されたGK104は300平方mm以下のダイに256-bit幅のメモリインターフェイスを搭載したミッドレンジクラスのGPUチップでしたが、GK110は500平方mmクラスのダイに384-bit幅メモリインターフェイスとというハイエンドGPU仕様となっています。
GK110とGK104の仕様をまとめたのが以下ですが、GK104比でトランジスタ数は約2倍、ダイサイズは約1.7倍、CUDAコア数は約2倍と、シングルGPU最速パフォーマンスをを誇るGK104を圧倒する仕様が並びます。
◎GK110
- 71億トランジスタ
- TSMC 28nm プロセス
- ダイサイズ:5xxmm2
- CUDAコア数:2880 (15SMX x 192)
- クロック 不明 (ブーストクロック:不明)
- 4000G FLOPS以上
- 384-bit GDDR5 インターフェース
- TDP:?W
◎GK104 (GeForce GTX 680に搭載)
- 35.4億トランジスタ
- TSMC 28nm プロセス
- ダイサイズ:294mm2
- CUDAコア数:1536 (8SMX x 192)
- クロック:1006MHz (ブーストクロック:1056MHz)
- 3090G FLOPS以上
- 256-bit GDDR5 インターフェース
- TDP:195W
提供時期は、GK110のHPC向け Tesla K20が2012年Q4とのことなので、まだ先になりますが、ウルトラハイエンドGPUとしてもリリースされるのでしょうか。
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Posted by nueda at 2012年05月18日 01:08 JST | トラックバック | ホームに戻る
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