2012年05月17日
AMDが第2世代のAシリーズ(Trinity)を発表
AMDが次世代のAシリーズ(Trinity)を発表しました。
今回リリースした新型のAシリーズ(Trinity)は、従来のAシリーズ(Llano)から内部のアーキテクチャーを大幅に変更。第2世代のFusion APUになります。
現行のLlanoは「CPU:Hound(Stars/K10)コア+GPU:VLIW5の組み合わせ」でしたが、Trinityは「CPU:Piledriverコア+GPU:VLIW4の組み合わせ」となり、アーキテクチャ変更と物理設計の改良によってCPUとGPUの動作クロックが向上。デスクトップの場合でCPUの動作クロックは最大3.8GHz、GPUの動作クロックは最大800MHzになり、ピークパフォーマンスはLlanoの572GFLOPSからTrinityの736GFLOPSへと28%向上している。Trinityのほかの特長は以下のとおり。
・25%のCPUパフォーマンス向上
・50%のGPUパフォーマンス向上
・最大12時間のバッテリー寿命
・超薄型ノートに対応するTDP 17Wモデルをラインアップ
◎ノート向けTrinity ラインアップ (TDP17/25Wモデルは薄型ノート向け)
- A10-4600M:4C 2.3G(TC 3.2G) 4MB、HD 7660G[384sp 497/686MHz] TDP 35W
- A8-4500M :4C 1.9G(TC 2.8G) 4MB、HD 7640G[256sp 497/655MHz] TDP 35W
- A6-4400M :2C 2.7G(TC 3.2G) 1MB、HD 7520G[192sp 497/686MHz] TDP 35W
- A10-4665M:4C 2.0G(TC 2.8G) 4MB、HD 7620G[384sp 360/497MHz] TDP 25W
- A6-4455M :2C 2.1G(TC 2.6G) 2MB、HD 7500G[256sp 327/424MHz] TDP 17W
●アーキテクチャ解説
- AMDが発表した強力な新アーキテクチャAPU「Trinity」- PC Watch
- 「Trinity」アーキテクチャ徹底研究!! 第二世代のAMD AシリーズAPUを試す - マイナビ
- Trinity=Bulldozer+Northern Islands:大解説! Triniryに搭載した“Piledriver”と新技術 - ITmedia+D
- AMD、第2世代のAシリーズを発表 - PCオンライン
●ベンチマーク
- AMDの第2世代APU“Trinity”の実力をベンチマーク - PC Watch
- 「Bulldozer“改”!」というPiledriverを導入した「Trinity」の実力を試す - ITmedia+D
- AMDの新世代APU「Trinity」性能検証 - 4Gamer
●外国語レビュー
- AnandTech
- PC Perspective
- Tom's Hardware
今回はデスクトップ情報はありませんが、こちらも8月から遅れずにリリースして欲しいですね。現在はA8-3870Kを使用中ですが、余程パフォーマンスが落ちない限りは移行予定です。
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Posted by nueda at 2012年05月17日 01:03 JST | トラックバック | ホームに戻る
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