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HDDのキャッシュ専用SSD、OCZ Synapse Cacheが発売開始

既存のHDD搭載PCに追加することで、HDDのキャッシュとして利用することができる専用のSSD、OCZ Synapse Cacheが発売されました。

・ HDDキャッシュ用に最適化されたSATA3.0対応SSDがOCZから - ASCII.jp
・ HDDキャッシュに特化した2.5インチSSDが登場、OCZ製 - AKIBA PC Hotline!
・ OCZ Synapse Cache 製品情報

OCZ Synapse CacheはDataplex社製のHDDキャッシングソフトウェアに最適化されており、利用頻度の高いデータは高速なSSDへ、利用頻度の低いデータはHDDへ自動的に配置。大容量なストレージ環境で、手軽･安価に高速な環境をを構築できるのがセールスポイントになっています。

OCZ Synapse CacheのPDF資料によると、初回の起動はHDDとほぼ同じですが、2回/3回めはSSD並みのパフォーマンスになっており、HDDのみの作業環境を一気にパフォーマンスアップすることができそうです。

ただし性能劣化対策のための予備領域が容量の半分ほど使われているので、PCからは認識されているサイズは64GBタイプで32GB、128GBタイプで64GBとなります。
- 64GB (実使用量 32GB) ： SR 550MB/s、SW 490MB/s、RR 75K IOPS
- 128GB (実使用量 64GB) ： SR 550MB/s、SW 510MB/s、RR 80K IOPS

SSDには興味があるが大容量のHDDを使っているのでSSDに移行できない、会社の遅いパソコンをHDDを活かしたままなんとかしたい、などのユーザーには意外とおもしろいソリューションになるかもしれませんね。対応OSはWindows7 (32/64bit)、価格は64GBが約1.2万円、120GBが約1.8万円となっています。

通販情報
◎SSD SOFMAP、ドスパラ、TSUKUMO、アーク、FAITH、PCワンズ
◎HDD TSUKUMO、ドスパラ、SOFMAP、アーク、PCワンズ、クレバリー