2011年11月14日
Core i7-3960X EEとCore i7 2600Kとのゲーム比較、x264/Cinebench比較
本日から発売されるLGA2011のSandy Bridge-Eは、ゲームパフォーマンスではSandy Bridgeと変わらないようです。
・ Sandy Bridge-E Benchmarks Leaked: Disappointing Gaming Performance? - techPowerUp
techPowerUpには、LGA2011のハイエンドとなるCore i7-3960X EEとCore i7 2600Kの比較ベンチが掲載されています。Battlefield3とCrysis2の1680x1050という解像度では、両者ともにほぼ同じスコアになっており、これらのゲームを快適にプレイする目的では、Sandy Bridge-Eにアップグレードする必要ないかもしれませんね。
しかし、x264 ベンチマークではi7 2600Kの約1.3倍、Cinebench R11.5 64bitではi7 2600Kの約1.3倍のスコアとなっており、エンコードを中心に考えるなら、Sandy Bridge-Eを存在価値は十分ありそうです。
消費電力については、アイドル時にCore i7-3960X EEはi7 2600Kの30Wプラス、フルロード時にCore i7-3960X EEはi7 2600Kの100Wプラスになっており、Sandy Bridgeとは大きな差がついています。これについてはSandy Bridgeよりも、LGA1366との差の方が気になりますね。
エルミタージュ秋葉原によると、999米ドルのi7-3960X EEは約8.6万で、555米ドルのi7-3930Kは約4.8万とのこと。
●Sandy Bridge-E ラインアップ (LGA2011、4ch対応)
- i7-3960X EE : 6C/12T、3.3GHz(TB 3.9G)、L3 15MB、TDP 130W、約8.6万
- i7-3930K : 6C/12T、3.2GHz(TB 3.8G)、L3 12MB、TDP 130W、約4.8万
- i7-3820 : 4C/8T、 3.6GHz(TB 3.9G)、L3 10MB、TDP 130W
●Sandy Bridgeのハイエンド ラインアップ
- i7 2700K :4C/8T、3.50G(TB 3.90G)、L3 8MB、TDP 95W、約2.8万
- i7 2600K :4C/8T、3.40G(TB 3.80G)、L3 8MB、TDP 95W、約2.5万
- i5 2500K :4C/4T、3.30G(TB 3.70G)、L3 6MB、TDP 95W、約1.8万
なお、Sandy Bridge-EはBCLKの設定を変更することができ、より柔軟なオーバークロックに対応しています。現行のSandy BridgeではほとんどBCLKを変更できないので、Sandy Bridge-Eの最大のメリットといえるかもしれませんね。
→ LGA 2011のCore i7-3960XがBCLK 131MHzで稼動中
通販情報
[Sandy Bridge] ドスパラ、PCワンズ、SOFMAP、TSUKUMO、FAITH、クレバリー
[AM3+マザーボード] TSUKUMO、PCワンズ、FAITH、ドスパラ、クレバリー
[AMD FM1 Aシリーズ] TSUKUMO、SOFMAP、ドスパラ、PCワンズ、FAITH、クレバリー
Posted by nueda at 2011年11月14日 05:19 JST | トラックバック | ホームに戻る
まぁ、性能的にはCorei7の9xx系で今のところ問題なく大体の性能は足りるだろ。
DDR4に対応した8C/16Tが出たころにアップグレードを考えるつもりだが、X79の性能がいまいちって言うところから見ても乗り換え時期がかなり微妙な感じがしなくも無いが、Ivy bridgeあたり結局どうなるかがますます気になるところです。
Posted by: taro at 2011年11月15日 05:09i7-950からだとどうでもいいなと。
マシン性能を持て余しているし。
DDR4はまだ3年は市場に出てこないだろうし、
コア/スレッドが増えてもあまり恩恵が無いからなぁ。
つーか、Ivyの為の地均しでしょコレ。
Posted by: i7 市民 at 2011年11月15日 16:48(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)