2011年06月16日
Llanoの後継機種TrinityはLlanoよりも50%速いみたい
AMDは現在シアトルで開催中のAFDS(AMD Fusion Development Summit)という開発者向けのイベントにて、Llano(Aシリーズ)の後継となるTrinityのデモを行いました。Trinityは2012年に予定されているメインストリーム用の新しいAPUで、Llanoよりも50%速いようです。
・ AMD's Trinity to Be at Least 50% Faster than Llano - X-bit labs
・AMD,2012年に市場投入予定の次期ハイエンド向けCPU「Komodo」でSocket FMxを採用へ - 4Gamer
TrinityのCPUには近日リリース予定のFXシリーズ(Zambezi)で採用されたBulldozerコア(2/4C)が、GPUにはHD 6900シリーズで採用されたVLIW4のRadeonエンジンが使用されるとのことで、現行のLlanoからは大幅にスペックアップが期待できるのかもしれません。
なお、AMDの最新プラットホームによると、Socket AM3+でリリースされるZambeziの後継機種の"Komodo"のインフラは、AM3+ではなくてFMxとなっており、2012年はハイエンド用CPU、メインストリーム用APU共にLlano(Aシリーズ)との下位互換性があるSocket FMxに移行することになります。AM3+はZambeziと従来のPhenom/Athlonで終了することになります。
これらの記事を見ていると、今年はSocket AM3+を我慢して来年にSocket FMxを買えばとも思えてくるんですが、8コアのFXシリーズ(Zambezi)が出てくれば、AM3+を買っちゃうんでしょうなぁ・・・
通販情報
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Posted by nueda at 2011年06月16日 02:13 JST | トラックバック | ホームに戻る
まあしかし、ソケットFMxは今から一年後ですしね。
まだまだ先の話です。
しかしAMDはブルドーザーには結構自信を持ってそうですね。
「最低でも」50%速い処理速度ですからね。
これはザンベジーに注目です。
何に対して50%なのかで変わってきますな。
同じ消費電力か、同じくクロックか、はたまた最上位モデル同士を比べてるのか。
マルチスレッドの処理で力を発揮するのか、整数演算か浮動小数点演算か。
下がるということは無さそうなので良いのですが。
それにしても商売下手だなあ。
なんでAシリーズ発表した直後に買え控えするような
発言するんでしょうね。
メーカー側にしてみれば
「次の新モデル分もやっております、今から採用ご検討宜しくね」
という案内になっているのではないかと。
自作市場は全体から見ると狭いようですし、四半期ごとに新モデルが云々
という側からすれば、いいプレゼンなんじゃないでしょうか。
早い段階から開発を進めてよしんば最適化などして貰えるようになれば
それこそ競合他社に対して優位になるでしょうし。
あいたたたたぁぁ・・・・ですね。せっかく買おうという気持ちになっているのに50%アップとは(笑)。ま、初志貫徹、早く出してもらって、パーツ在庫総ざらえで組んでみますわ。
Posted by: makibito at 2011年06月16日 18:07わざとかは知りませんが、見出しは誤解を招くような書き方をしているような。
記事を(ざっと流し読みですが)読んでみると、
「処理能力が 400GFlops から50%以上向上するよ」
という事みたいなので、おもにGPU側の処理能力が強化されるのではないでしょうか。
600sp相当とかに。
(速くなるという書き方だと、CPU側の性能向上を期待しますよね。もちろんコアが変わるので性能向上はあると思いますが)
上で「ソケットFMxは一年後」とか嘘情報を書いてしまいましたね。
頓珍漢な事を書いて申し訳ありませんでした。
今出るヤーノからソケットFM1になりますよね。
一年後に出るのは、ヤーノの後継となるブルドーザーコアを使ったトリニティに事でした。
(書込時に「、」か「。」が必要です。内容によっては削除しますので、ご了承ください)