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天野氏がSATA 6Gbps対応SSD INTEL 510シリーズ (Elmcrest)を紹介。発売は2月28日か？

3月1日に発表のSATA 6Gbps対応SSD INTEL 510シリーズ (Elmcrest)の発売を前に、秋葉原のイベントでINTELの天野氏による510シリーズの紹介がありました。

・ インテル初の6Gbps SATA-SSDが近日発売、最大500MB/s、2月28日から販売がアピール - AKIBA PC Hotline!
・ 「どっちだよ」（2/26）- エルミタージュ秋葉原

250GBタイプはリード最大500MB/sでライト最大315MB/s、120GBタイプはリード最大450MB/sでライト最大210MB/sと非常に高速。ただしランダムアクセス性能を示すIOPSはリード時20,000 IOPS、ライト時8,000 IOPSでX25-Mよりも落ちているとのこと。

コントローラについては記事では「外国人部隊」になっており具体的には書かれていませんが、Marvell製コントローラが使われているようです。

採用されているNANDチップは現行のX25-M G2と同じ34nm MLCで、INTELのSSDツール INTEL SSD ToolboxやINTEL Data Migration Softwareが利用できるとのこと。またエルミタージュ秋葉原によると、2月28日から販売開始という話もあるそうです。

◎INTEL 510 "Elmcrest" SATA 6Gbps ラインアップ (34nm NAND)
- 510 ：120GB、R 450MB/s、W 210MB/s、約30,000円、280米$
- 510 ：250GB、R 500MB/s、W 315MB/s、約55,000円、580米$

◎PLEXTOR SSD (Marvell製88SS9174-BKK2、東芝製NAND、128MBキャシュ)
- PX-64M2S : 64GB、R 300MB/s、W 100MB/s、約15,000円
- PX-128M2S : 128GB、R 350MB/s、W 200MB/s、約28,000円
- PX-256M2S : 256GB、R 400MB/s、W 300MB/s、約57,000円

◎RealSSD C300 (Marvell製88SS9174-BJP2、IMFT製NAND、256MBキャシュ)
- C300 ： 64GB、R 355MB/s、W 75MB/s、約12,000円
- C300 ：128GB、R 355MB/s、W 140MB/s、約23,000円
- C300 ：256GB、R 355MB/s、W 215MB/s、約48,000円

◎RealSSD C400 (Marvell 88SS9174-BKK2、IMFT製NAND、256MBキャシュ*)
- C400V： 64GB、R 415MB/s、W 95MB/s、IOPS R 不明/W 不明、100米ドル強
- C400 ： 128GB、R 415MB/s、W 175MB/s、IOPS R 不明/W 不明、210米ドル
- C400 ： 256GB、R 415MB/s、W 260MB/s、IOPS R 不明/W 50K、425米ドル
- C400 ： 512GB、R 415MB/s、W 260MB/s、IOPS R 不明/W 50K、825米ドル
* 64GBのみ128MBキャシュ

セッションでは、「桜の咲くころには、外国人部隊じゃない、うちの内製のSSDもお待ちかね」との説明があったようで、Q2のはじめにはX25-EかX25-Mの後継機種がリリースされるようです。また新しいロードマップによると、SSDのモデルナンバーが700/500/300になり、以下のようになります。

- 700番台 ： X25-Eの後継機種。高信頼性、最高性能のSSD
- 500番台 ： クライアントPC向けSSD。300番台よりも性能向上
- 300番台 ： X25-M/V、X25-Vの後継。310シリーズ(Soda Creek)も含む。

700番台はかなり高そうなので手がでそうにありませんが、X25-M/V、X25-Vの後継にも期待ですね。

余談ですが、INTELの天野氏が「神様」と呼ばれるようになったのは、Core 2 Duo深夜販売の時の「神様コスプレ」以降だそうです。
→ Core 2 Duo深夜販売に500人以上、Intel社長も応援に

参考情報
・ INTELの新しいSSDのラインアップ

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